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作者様を語ろう!(藪猫 明智さん編)

◆ フレ [2914] 03/12/02(火) 15:32
現在ランキング2位の藪猫 明智に関する話題です。
基本的な注意ごとは阿走さん編と同じなので、そちらをご参照下さい。

藪猫 明智さんの描く世界観は、いつも緻密に出来ており、毎回感心させらてしまっています。

Re: 作者様を語ろう!(藪猫 明智さん編)

◆ キヨマサ [3030] 03/12/27(土) 00:20
緻密な世界観、などはもう散々既出なので少し違う見方で。

最初に読んで感じたことは、アーチェというキャラですね。
この方の書く彼女は、かなり頭が良いです。冗談ではなく。
そして、それこそ私が目指す彼女の理想の姿でもあります。
この方のようなアーチェを書けるようになりたいものです。

いや、当たり前かも知れませんが、これが・・・難しい。

読者様に応えよう!(キヨマサさん編)

藪猫 明智 [URL] [3033] 03/12/27(土) 22:16
>最初に読んで感じたことは、アーチェというキャラですね。
>この方の書く彼女は、かなり頭が良いです。冗談ではなく。

「もしかして、あたしをパーだと思ってない?」(過去編・モーリア坑道)
 が象徴的な台詞とでも言いますか。ミッドガルズでダオスの意図に対して疑問を呈するシーンとか、見かけによらず本質的には知的という演出がされていた筈のアーチェさん。
 しかし、PS移植、なりダン1での再演、その他私はやってませんが、話に聞く限りはファンダムやなりダン2と、なんだか出演を繰り返す度にお馬鹿なキャラになっているような現実。ちょっぴり、それに反旗を翻す様な描写と言えば、描写でしょうか。

 単に私がアーチェファンと言うか、フォローアーを名乗る立場だからという側面も無いといえば嘘になるんでしょうが、根底にある物としては、

・馬鹿に魔法は使えない。
・馬鹿に世界は救えない。

 なんてイメージがあります。まぁ、魔法に関しては世界観の設定次第ではもっと軽く考えても良いんでしょうが。しかし、自分が物語の世界の中の住人だったとして、「我々の世界はこの人達のお陰で救われたんですよ!」と紹介されて、ガッカリしないようなキャラクターになる様には考えている、つもりです。

 緩めるところは緩めて、締めるところは締める。アーチェに限らず、そう言うメリハリのあるキャラクター描写になるよう、注意しております。はい。

Re: 作者様を語ろう!(藪猫 明智さん編)

◆ 朝型の梟 [3016] 03/12/25(木) 02:14
皆様のと重なりますが、やはり綿密に練られた世界観が大きな魅力です。
惑星単位への距離の拡大、そのための考察。
拡大した世界に対する移動手段のとらせ方等々。
藪猫 明智さんのサイトでも一部公開されていたりしますが、すごいの一言です。

藪猫 明智さんの小説を読んで、自分もなにか書いてみようと思ったので、
そういった意味でも感謝しています。これからも頑張って下さい。

最後に下手な感想すみません。
一番好きな作品は『明日の記憶を持つ者』。
step2にてクラースの「私も、何かしたかったんだ」は泣かせます。

読者様に応えよう!(朝型の梟さん編)

藪猫 明智 [URL] [3028] 03/12/26(金) 23:22
>惑星単位への距離の拡大、そのための考察。
>拡大した世界に対する移動手段のとらせ方等々。
 私としては、動きと言うか、移動の描写に注意を払ってます。他のコメントで書いた、空間的な広がり、と重なる話ですが。そしてその為に必要な条件として距離と時間と速さの設定が必要になった訳です。

 町から町へと渡る、地図の上で辿る様な移動。
 目で見える範囲を、歩いたり走ったりして行く様な移動。
 手が届くほどの近距離での移動、というか動き。

 いくつかのギアを切り換えて考えていく様な感じですかね。

>step2にてクラースの「私も、何かしたかったんだ」は泣かせます。
 あとがきに書きましたが、去りゆくキャラクターに華を。キャラクターにキチンとした最後(最期)を与えることが、作者の務めだと思っていますので、かなり注意深く書きました。感じ入って頂けた様で、有難うございます。

Re: 作者様を語ろう!(藪猫 明智さん編)

◆ 阿走 [2945] 03/12/17(水) 21:16
本編通りのストーリーでなく、何かが違うストーリーの藪猫さんの小説がとても大好きです。
情景描写に戦闘の細かさ、キャラの特徴のつかみ方などもう尊敬させていただきたいです。
個人的に好きなのは「エキビジョン バトル」「Cycle Zero/ビフォア・オーバーライト」です。
特に精霊の人間味あふれる所はものすごく大好きです(笑)

読者様に応えよう!(阿走さん編)

藪猫 明智 [URL] [2965] 03/12/20(土) 01:43
>本編通りのストーリーでなく、何かが違うストーリーの藪猫さんの小説がとても大好きです。
 二次創作は二次創作であって、一次創作でも三次創作でもない、とでも言いますか。全く同じではつまらないし、違い過ぎては脈略がないしということで、原作との距離感には注意してます。はい。

>情景描写に戦闘の細かさ、キャラの特徴のつかみ方などもう尊敬させていただきたいです。
 情景描写は、空間的な広がりに注意して書いてるつもりです。舞台が広い時は全体を見渡す様に、狭い時は細部まで書き込む様に。戦闘で言うならば、遠距離からの魔法攻撃の場合は大雑把な距離と方角のイメージを、近距離での白兵戦の場合には細かな手足の位置への配慮を。そんな感じです。
 キャラの特徴で重視してるのは、一貫性です。あのキャラは、あの時はあんな判断をした、あんなことを言った、あんな行動をした、だから、今回はこう言う判断をするだろう、そう言う繋がりというか、流れ。
 これは先へ進むだけじゃなくて、過去に逆上って考えたりもしてます、前回はあんな判断をしたから今回はこんな判断をするだろう、ってだけじゃなくて、今のこう言う判断をするに至るまでには、どう言う判断を積み重ねてきたんだろう、と。
 そうやって、前に進んだり後に下がったりとしているうちに、キャラクターの特徴と言う物を確立させていっています。はい。

>特に精霊の人間味あふれる所はものすごく大好きです(笑)
 お絵描き掲示板で小ネタをやってるうちにキャラが出来上がり過ぎて持て余してたりします。(ぉぃ 魔術との差別化を図る為に、精霊の描写というか存在感を、と思っているうちに、なにか暴走しているような。(ぁぅ

Re: 作者様を語ろう!(藪猫 明智さん編)

藪猫 明智 [URL] [2936] 03/12/12(金) 20:48
 どうも、作者です。あまり早く口を出して「打ち止め」ムードになってもなぁ、と様子を見ていたんですが。・・打ち止め以前の問題に。(ぁぅ

 たまにはこう言う、感想を語り合いましょう、読者→作者の一方通行の感想でなく、作者→読者、もしくは読者同士の話とか、そういうものを誘う話題もあって良いのではないか、と思っていましたが。・・・しかし、作者自身から言い出して閑古鳥に鳴かれると格好悪い訳で、どうしたものやら、とも思っていたのが現実。そして、先走らなくてよかったという現状。(ぁー

 作者側としては、読者の皆様からの反響、皆様の間での反響だけがまぁ、ある種の見返りの様な物ですから、たまには「支払い」だと思ってこう言う話題でも盛り上がって頂けると、嬉しいのですが。


> 藪猫 明智さんの描く世界観は、いつも緻密に出来ており、毎回感心させらてしまっています。

 コツコツとベースになる部分の設定は固めて行ってますしね。極力「後付け」したような雰囲気にならないよう、先回りして設定を広げたり、後から広げられる余地を残して書いていたりします。はい。

Re^2: 作者様を語ろう!(藪猫 明智さん編)

◆ やぽん [2937] 03/12/12(金) 22:01
わたしは藪猫さんのギャグが好きでしたり。
軽く流すようなツッコミとか。
ミゲールとアーチェのかけあいとか(クラースさんなじられてるよ!)。

>「うわぁっ、ソースですよソース。しかも濃いとんかつ!」
> うすいウスターでも充分嫌だが。

↑ 吹き出した1場面。


一方で、『明日の記憶を持つ者』のようなタイプの作品は苦手でしたり。
世界設定や藪猫さん自身の考察、合理性を主として緻密に作られてはいますが、キャラの性格や物語の展開自体に面白味を感じないからです。
もともとわたしの好みが、ギャグのように印象が強い話に傾いているからかも知れません(w。


ともあれ、魅力ある投稿者さんの1人です。
これからも創作がんばってください。
遅くたっていいですとも!

読者様に応えよう!(やぽんさん編)

藪猫 明智 [URL] [2964] 03/12/20(土) 01:43
>わたしは藪猫さんのギャグが好きでしたり。
>一方で、『明日の記憶を持つ者』のようなタイプの作品は苦手でしたり。
 趣向の異なる話をいくつか用意して、お好みの物を読んで頂ければ、というつもりでいますので、まぁ、そんな感じででも読んで頂けましたら、こちらとしては有難うございますということで。

 うーん、でも実はギャグは苦手だったりするんですよね。私としては、ギャグは「消耗品」って感じなんで。ギャグ物を書くことは、消耗戦です。逆にシリアスな話を書くことは建設的とでもいいますか。
 シリアスな話を書いて積み上げた資産を取り壊していく行為がギャグって感じです。道を踏み外すことがギャグなら、そもそもその道を作ることがシリアスと。

>世界設定や藪猫さん自身の考察、合理性を主として緻密に作られてはいますが、キャラの性格や物語の展開自体に面白味を感じないからです。
『明日の〜』は、辻褄合わせに翻弄している面が強いので、娯楽作品としてはイマイチでしょうねー。『後日談』というよりはむしろ、『後の祭』な話なんで。
 新たな敵が現れ新たな展開が、みたいな話は書きたくなかったんで、逆に、残された課題を潰し最終的な集束点へ、といった感じの、先細りしていく話を意図しています。

 それを承知で、いかに読者を退屈させずに引っ張って行けるか、と言う話になってる訳ですが、なかなか難しいですね。はい。
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