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- ・何処までも小説です。 - 柳暗花明 [5238] 05/08/18(木) 01:04
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どこまでが小説か
- ◆ キルシェ [5232] 05/08/15(月) 21:30
- 一折目を通させていただきました。
さて、小説と呼べるほどのものが、一体どれだけあったでしょう?
文章力あるないは別にし、基本的な文章作法がなっていないような気がします。詩的表現を多用したり、無駄な改行が多かったり・・・。
このサイトさまでは、一体どこまでの文を小説としているので?
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Re: どこまでが小説か
- ◆ 藪猫 明智◆MiG/52Rs [URL] [5259] 05/08/20(土) 23:06
- やはり、基本的には書いた本人が小説だと言えば、書いた本人にとっては小説なんでしょう。文法というか、書式についても、時代が変われば、媒体が変われば、移り変わっていく側面もあるわけで、絶対これ、と呼べるものは無い訳で。極端な話、木簡に文語で書いて創作しているような人は、今時いないでしょう。
・・・とはいえ、何かを変えるなら、変えるなりにその目的を持って欲しいものではあります。それを変える事によって、何か新しい表現に繋がるのか? 新しい表現方法に挑むのは結構な話ですが、従来の表現方法を知った上で、それでは達成できない何かを得るために、という意識を持ってほしいなぁ、と。
ま、人の表現方法にケチを付けても、不毛なだけです。誰かの表現方法に不満があるなら、自分自身が満足の行く表現方法を示して見せて、もしくは納得のいく表現をしている人を応援して、ああ、そっちの方がいいね、と周囲を振り向かせれば良いのです。気に入らないものを潰すのではなく、気に入るものを増やす。その方が、前向きな考え方だと思います。はい。
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Re: どこまでが小説か
- ◆ 白いケダモノ [5257] 05/08/20(土) 16:34
- 私には「小説とは何か?」と文学的に根拠付けるだけの力量はありません。
また、倫理的・論理的・上達志向などなどもこの文には含まれてませんが、
管理人さんが小説として載せるのを許可してる時点でそれはここでは小説であり、また載せられる物です。
キルシェさんの仰る「小説」と、ここで言われている「小説」がまったく同じである必要もありません。ついでに言うと日本語として間違ってても微々たる問題です。
それが許せないと言うなら管理人宛フォームから直接管理人さんに言うのが一番かと。
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何処までも小説です。
- ◆ 柳暗花明 [5238] 05/08/18(木) 01:04
- 書いた本人が小説と言えばそれは小説では。
ピカソの絵とかでも、私のような絵に何の興味も持たない輩が見ればただの落書きです。
でも本人が絵画と言ったから絵画になっちゃったんですよ。
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Re: どこまでが小説か
- ◆ イツキ [5233] 05/08/16(火) 00:43
- 台本形式はボツですが、基本一般にそれといった境界的なものはないと思われます。
とは言え、これは気になる人にはとっても気になる問題でしょうね。文章の段落起点や感情記号の後ろに空白がなかったり、閉じかっこの直前に句読点を持って来たり。流石にプロを目指すのにこれではいけませんが、ここはあくまで企画的(?)なものだと思いますんで、そこまで目くじらを立てる程でもないかと。
文法作法自体あまり知られていないという事に便乗しますが、規制が少ないからこそ出来る事もあるんだと思います。段落前の空白をなくせば一応の見易く整った文体を作れるでしょうし、詩的表現……かどうかは分かりませんが、改行を増やして重みや時間を置けば視覚的な効果も付加出来るでしょう。それを「良し」と取るか「悪い」と取るかは個々の問題なので計り知れますが。
夜分遅くに長文すみません。
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Re^2: どこまでが小説か
- ◆ キルシェ [5249] 05/08/19(金) 21:12
- なるほど。
しかし、基本的文章作法すら身についていない作者殿が、好評だけをもらい続け、腕を上達しようとしないことには、どうにも納得できません。
見ていて恥ずかしいです。「じゃあ見るな」と仰る方もいらすと思いますが、そういうことでもないのです。本当に素晴らしい方が書いた小説を、見つけることも出来ないですし。
確かに、誰でも最初は下手な(失礼ですが)文を書きます。
それは別に構わないのですが、先に述べたように、上達しようとしないことが許せないのです。反感を買うかもしれませんが、さらにいうと、上達できるような環境にするべきです。
感想を見てみても、「面白かった」「早く読みたいです」、そういったものしかありませんでした。それも悪くは無いのですが、皆が皆、同じ事を書いていることに、いささか不快感を覚えました。
それと、これは俺から見た全体に対する感想なのですが、明らかに読書量が足りないと思います。本を読まずして小説を書こうなど、笑止千万です。
以上が、俺の言いたいことです。雑な文で申し訳ないです。
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Re^3: どこまでが小説か
- ◆ めいか [5251] 05/08/19(金) 21:42
- 以前にもこんなかんじの議論ありましたよね、たしか。
http://cgi.albion9.com/t/tree/all.php?g=cre&all=3127&l=2
http://cgi.albion9.com/t/tree/all.php?g=cre&all=3311&l=3
このあたりがちょっとは参考になるやもしれません。
いろいろ文句も言いたかったけど自粛しつつ議論に戻ります。
まず、ここはプロを目指す場ではありません。
テイルズ好きな人々がテイルズ好きなキモチを小説っぽい文章にしてテイルズ好きな他の人に読んでもらって共感したりとかそういう交流が目的なのだろうと勝手に解釈してます。
そして、ここはウェブサイトです。紙面ではありません。
紙文化における小説の作法をそのまま当てはめて良いものでしょうか?
私はそうは思いません。
紙、特に、縦書きが常である小説本と、ウェブ小説における横書きの文章、とりわけ見た目の統一されているサイト(個々の小説でスタイルシート等で見た目を変化させられない)では、まず、見た目の見易さでも全然違います。
イツキさんのおっしゃられているように視覚効果としての改行などは文法としておかしくても、作品として必要なものだと思います。
段落の最初の空白なんて、みなさん原稿用紙を前にしたら自然と空けると思いますよ? PCだから空けないだけで。
感想については「感想」なんだから自由でいいじゃん、と。そういう感想だけなのがいやならキルシェさん自身が感想を書けば宜しいのです。
まあ、上達しようとしないのは仮にも不特定多数に向けて作品を発表するんですからちょっとどうかと思いますが、「上達しようとしない」と貴方が感じていても、実際は上達しようと努力しつつも空回りなだけかもしれませんし。
貴方が読んでみてだめだと思えばもうその書き手さんの作品は敬遠すれば良いだけです。(それで、たま〜に新作読んでみて上達してたらもうけもの)
あと、読書量と文章力が比例すると思ったら大間違いです。足しにはなっても絶対的な後押しにはならないですから。実感込めて断言できますとも。(でも足しにはなるから是非読書は薦めたいですが(^^;
ものごっつ長文になってしまい失礼しました。
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Re^4: どこまでが小説か
- ◆ キルシェ [5253] 05/08/19(金) 23:03
- そして最後に――
少々熱くなってしまいました。
身勝手なことを1人熱く語ってしまい、申し訳ありません。
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Re^4: どこまでが小説か
- ◆ キルシェ [5252] 05/08/19(金) 22:56
- 確かに、ここはファンサイトであって、プロ作家を目指すところではありません。しかし、「人に見せるための物を作ったのだから、それなりに読めるものにしてほしい」、俺はそう思うのです。
自己満足で書いてる(中にはいるかもしれませんが)わけではないのでしょう? 自分が作った話を、他の人にも知ってもらいたい、楽しんでもらいたいから書くのでしょう?
ですが、めいかさんの仰ることももっともです。
今後は、そこら辺を考えて、ここの小説を読んでいきたいと思います。>あと、読書量と文章力が比例すると思ったら大間違いです。足しにはなっても絶対的な後押しにはならないですから。実感込めて断言できますとも。(でも足しにはなるから是非読書は薦めたいですが(^^;
言うとおりです。しかし、本を全く読まない人間が、小説を書くことが出来ますか?
確かに、「読んだ。ああ、面白かった」で終っては駄目です。
実際、俺の友人に、ライトノベルを読むことが死ぬほど好きな人がいました。彼はライトノベルをどっさり買い込んできて、貪るように読んでおり、ライトノベルに関しては何時間でも熱く語れるような人でした。でも、自分で小説を書くとなるとまるっきりダメな人です。
でもそれは、ただ本を読んでいるだけだからです。
ただストーリーを楽しむのではなく、その本を書いた作家の技術を盗むことが大切なのです。
市販されている本は、それでご飯を食べているプロが考えに考えて作った作品ですから、素人には及びもつかない高度な文章テクニックが濃縮されています。
それを盗んで、そして、自分の血肉に変えないと意味が無いのです。
ストーリーやキャラクターをパクれば騒がれるかも知れませんが、表現をマネしたぐらいで訴えられることなどありません。プロの技はどんどんマネして、どんどん応用するべきです。
最近では、知識より創造力や思考力の方が大切だという風潮が、世の中に蔓延してきていますがこれは間違いだと思います。
知識あっての知性です。
知識がなければ、考えることがまずできません。
考えることができなければ、そこから独創的な発想など生まれるわけがないのです。
話が脱線してしまいました。申し訳ありません。
長文、失礼しました。
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Re^5: どこまでが小説か
- ◆ ムリョウ [5255] 05/08/20(土) 01:36
- まだ2つしか投稿してない駆け出しで厚かましいですが…。
まず、自分自身おそらく文章作法が守られていないでしょう。
段落変えの後の文頭の空白にせよ、PCでやっている場合は基本的にいれません。
特に、PCなどでこのようなHPに投稿する際、
僕はキャラクターの台詞の前後に1行の空白を開けます。
あとは、改行を読点の直後に置いたりとか。
他にもつつけばうんぬん出てくるでしょうが(特に初作品は読みにくいですね…)
自分なりにここのサイトでどのように書けば
見る人が読みやすくなるのかを意識していろいろ書いてるつもりです。
そういった場合、文章作法は結局最終的には無視した形になります。
なので、文章作法についてとやかく言っても仕方ないのでは…? と僕は思うのですが。
さらに、話の内面についてですが。
キルシェさんは読み手として、とても素晴らしい方だと感じます。
たとえはじめにつまらないと感じても、しっかり読み、
それを評価することができるのは
簡単なことじゃありません。
はじめだけ読んで、それでつまらないと評価されたら悲しいですからね
(いや、実際プロはその掴みで面白いとさせなきゃいけないんですけど^^;)
ただ、キルシェさん自身最後に仰ってるように少し話が脱線してしまっていますよね。>文章力あるないは別にし、基本的な文章作法がなっていないような気がします。
でしたが、文章力の大切さにも念頭を置くことになっています。
文章作法がどうのはこの際おいとくとして、進歩の無い人が面白いと評されて
進歩が無いままであるのが許せない、と。
面白いとかは、人の感性ですし、なんというか人の感想に
ケチをつけることはできないと思います。
(ケチをつけるという表現は少し妥当ではありませんが…。
つまり、ただ面白い面白いと天狗にするだけではなく、より改善点を指摘し
互いに高めあえるような場にするべき、ということでしょうか)
だからこそ、キルシェさんがより上を目指して欲しい場合、そこの感想に〜をどうすればいい、としていただければそれだけで結構作家さんの胸に残るので
結果はどうあれ少しでも進歩したい、という風に向かうのではないでしょうか?
少し否定的な語調でしたが、実は正直キルシェさんのような方にはぜひ自分の
作品を読んでもらいたいと思います。
あとで読み返し、自分でもいくらでも問題点が見えてきます。
やたら説明くさかったり、ストーリーの起伏が文章量の割りに小さすぎたり、
あるいはこれ、いくらなんでも無理があるんじゃないかな〜とか思いながらも
話の筋上キャラがかなり超人な人になっていたり…。
それでも、他人の視点で自分の作品の悪い点を指摘してもらえるのは
自分にとって大きなプラスになりますから
(ただつまらないの一言ではさすがにへこむだけですが)。
勿論面白いという感想も大変うれしいのです。
いろいろとあまりまとめられた文ではありませんが、とりあえずこれだけです。
キルシェさんもまた時間がありましたら僕の話を読んでいただけたら幸いです。
最後にもう一度言いますが、キルシェさんは素晴らしい読み手だと思います。
ただ、読み方は人それぞれですから、やはりそこら辺は…。
それぞれだからこそ、キルシェさんのように読みたい人もたくさんいると思いますので。
思った以上に長文になってしまいました。どーしてこう僕はだらだらと長々と…。
では。 ムリョウ
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Re^6: どこまでが小説か
- ◆ キルシェ [5258] 05/08/20(土) 18:10
- >ムリョウさん>さらに、話の内面についてですが。キルシェさんは読み手として、とても素晴らしい方だと感じます。
たとえはじめにつまらないと感じても、しっかり読み、
それを評価することができるのは
簡単なことじゃありません。
そう言っていただけると、とても嬉しいです。ありがとうございます。>文章作法がどうのはこの際おいとくとして、進歩の無い人が面白いと評されて進歩が無いままであるのが許せない、と。面白いとかは、人の感性ですし、なんというか人の感想にケチをつけることはできないと思います。
(ケチをつけるという表現は少し妥当ではありませんが…。
つまり、ただ面白い面白いと天狗にするだけではなく、より改善点を指摘し
互いに高めあえるような場にするべき、ということでしょうか)
だからこそ、キルシェさんがより上を目指して欲しい場合、そこの感想に〜をどうすればいい、としていただければそれだけで結構作家さんの胸に残るので
結果はどうあれ少しでも進歩したい、という風に向かうのではないでしょうか?
俺の言い方が少しまずかったのかもしれませんね。
決して、他の方の感想が悪い(そう捉えてしまった方には申し訳ありません)と言っているわけではなく、よい感想ばかりを受けた物書き殿が、果たして上達することがあるのだろうか? 俺はそう思っているのです。
確かに、感想は個人で思ったものです。
例えば、幼児たちが「アン○ンマン」を面白いと思っても、小学生以上になってくるとそれに魅力を感じなくなりますし(少し違うかな?)。
ただ俺は、一向に上達する気配を見せない物書きさんを見ていると、どうも歯がゆく思えるのです。さらに厚かましいことを言うと、それを勿体なく感じます。
俺も昔(今も書いていますが、ある事情によって公に出来ない)小説を書いていたことがあるので、感想をもらう側の気持ちもよく分かります。
批評をもらったときの、何ともいえない空虚感は、どうにも耐え難いものです。しかし、それをばねに頑張り、「面白い」「また読みたい」といった好評をもらうと、本当に幸せな気分になれました。
う〜ん……時間をかけないと、言いたいことがうまくまとめられないです。中途半端な文ですいません。>キルシェさんもまた時間がありましたら僕の話を読んでいただけたら幸いです。
ムリョウさんの小説は読みましたよ〜(^^)
アニーの一人称視点ということで、新鮮な感じがしました。ただ、曖昧な表現が所々あり、読むのに突っかかりそうなところも……(汗)しかし、完成度は高いものだと思いました。今後も頑張ってください(^^)
偉そうなことを言った上、短文で申し訳ないです(^^;
機会があれば、感想掲示板の方にでも、改めて書き込ませていただきたいと思います。
最後に――
意見を下さった皆さん、本当にありがとうございました。
長文、失礼しました。
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