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小説の書き方 “あなたの書く作品は『小説』ですか”編

◆ ジュスチス [8559] 11/07/24(日) 14:54
どうも、こんにちは。
ここのテイルズ投稿小説で作品を投稿しているジュスチスです。
最近は作品を投稿するよりもいろんな作品を読むことを趣味としている私ですが
どうも「小説」という形を若干逸脱した作品が見られるようになってきました。
小説の書き方と書かせて頂きましたが私自身素人ですし、固く考えず
以下の項であてはまるものがあればもう一度自作を見つめ直して頂ければ
と思います。
“あなたの書く作品は『小説』ですか”


1.会話文に照れの///を使う。
例 「プレプレプレプレセア////」
例 「ありがとう、嬉しいよ///」

最近非常に増えた上の書き方ですが、///は顔文字の一種で
ネットスラング……、つまり笑いでのwwwwwwと同じ使い方をします。
主にチャットや携帯メール、掲示板のスレ、レスで使用するのが正しいようですが
ここのようなWEB小説での使用はまったくといっていいほど適していません。
恋愛小説でこれを使うと興ざめになります。注意してください
せっかく地の文が使えるんですから///ぐらい描写してください。下記が例です。

照れるの類義語:はにかむ ・ 恥じらう ・ 恥ずかしがる ・ 照れくさい思いをする ・ きまりが悪い ・まるでしりがムズムズする
頬が紅くなるの類義語:赤らむ ・ ほてる ・ 赤面する ・ 恥ずかしがる・ 紅潮する ・ 赤らめる ・ 上気する ・ ぽっと染める ・ まっ赤になる ・赤みがさす ・ のぼせたようになる。(類語辞典:シソーラスより引用)

///だけでこれらをまかなおうとするのはお止めください。正直無理ありすぎです。
他にも強調のために使いたいという方もいるかもしれません顔文字使ってまでして興ざめさせては本末転倒だと思います。読者に何を見せたいのですか?『小説』ですよね。

2.会話文で!の数が多い、叫び声が大げさすぎる。

「まいたけ聖剣!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
「ぐわあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

!を過剰に使用している作品がただあります。よく考えてください。
!を10個使うのと9個使うのではどう違うのですか?1個か2個ではなぜダメなのですか?
驚きすぎ、強調させすぎと感じさせる描写は緊張感をもたせづらくなります。
また無駄に1文が冗長になるので次の描写への期待感が無くなってしまいます。
自作を読み返し、本当にこれだけの量が必要かどうか考えてみてください。

叫び声もほぼ同じですがコメディやホラー(恐怖)では文字を重ねる方がよい時があります。
ただしそれ以外ではやはり冗長で無駄でしょう。上も「ぐわあっ!」で充分な気がします。
迫力が足りないと思うなら地の文で補って下さい。
敵の攻撃を受けての叫び声。テイルズには戦闘不能台詞があるので勘違いしやすいですが
あれはあくまでゲーム描写です。特に大技であればあるほど叫び声を出す余裕があるように思えません。
その攻撃を受けて本当に叫び声が上げられるようなものなのか考えて叫んでください。

3. 文間を空きすぎ

例「クレアアアアアアアア」
 

「ヴェイグちょっとうるさいヨ」


「うるさい。だと」


 マオの指摘にヴェイグはストレスのはけ口を失いイライラし始めた。

別名スクロール地獄。作者が読者に対して読みやすくしてあげたいという意識が裏目に出ています。
会話文間、地の文間で二行以上、場面転換で画面いっぱい。ディスプレイに表示されている文章で空白が文字より多いという感じです。
これをやられると読むよりもスクロールに意識を集中させてしまうので読んでて苦痛になってきます。
特に1万文字以上書かれる作者様は特に気をつけてください。文字間の空白は基本1行、
場面変換でも4,5行あれば十分に見やすいです。

4「文字。」

例「お腹空いた。」
 「何か食べたい。」
 「アーチェの料理。」
 「チェスター死んだァァ。」

「。」これ自身は決して間違いではありませんが、意図したものでない限り
基本小説で使われておりません。句点無しで行う方が大衆的でしょう。
いろいろ調べてみましたが「」自身に句点の意味が込められているようです。
ただ、小学生の国語の教科書では「。」は使われているそうです。

使うか使わないかは作者のこだわり次第です。こだわりがなければ「。」は
やめて置いた方がいいでしょう。読者に「小学生の作文か。」と思われかねません。

5.
「私はロイドが好き」
「私もロイドが好き」
「私もロイドが好き」

上からコレット、リーガル、クラトスのつもりで書いたのですが分かるでしょうか。
分かったら天才です。私と同位体ですね。
会話文だけでは、読者は誰が何を喋っているか分からないという事態に陥ります。
作者は分かってるつもりなんでしょうがそんなこと読者には伝わりません。
特にマイソロ話はディセンダー+テイルズキャラがたくさん出てきます。

「ロイド、これあげる」
「コレット、ありがとな」

なんて若干説明くさい会話文にするなら素直に地の文で説明しましょう。
会話文だけで話を展開させるのは“非常に難しい”です。
地の文を使ってようやく話として見ることができるようになります。
それを簡単だと思っている方はその文章が実は破綻していると気づいていないことが多いです。
気をつけてください。

6.音

「ロイド、本気で行かせてもらうぞ」
「ああ、俺も本気でいく」

カキンッカキン!

互いの剣が共鳴を生み出し草、木、大地に波を生み出す・・・・etc

漫画をよく読む人にありがちと聞いたことがあります。小説は漫画ではありません。
爆発のドカンとか地響きのドゴゴゴッとか、ゴンさんとのボ!とか基本
地の文で描写するべきです。


カキンッカキン
例→振りかぶった刃が激しく打ち付け合い、両者の剣から金属音を出し続けている。柄を握る拳に力が入り、額にはじわりと汗がにじみ出てきた。ロイドの確たる意志が紅く煌めくフランヴェルジュの刀身に映る。互いの剣が共鳴を生み出し草、木、大地に波を生み出す・・・・etc

戦闘でも事件でも何か物語の転換で擬音を出るような展開になるはずです。
それを擬音そのまま書いて投げっぱなしにせず、ちゃんと地の文で書ききりましょう。


7.心理、状況描写

地の文が……○○は○○をしている。○○は言った で終わらせていませんか。
会話文の後の地の文が1行、2行足らずで終わってはいませんか。
キャラの魅力を最大限に引き出すには地の文が一番大切です。
5W1H 何を、誰が、どこで、いつ、なぜ、それをしたか。それを意識しないと
うまく伝わりません。 自分の考えた話を正確に伝えたいのなら地の文の訓練が必要です。
具体的にどうしたらいいかは小説の書き方的なサイトを見て行く方がいいでしょう。
それか今、現時点の身の回りの様子を細かに小説として打ち込んでみる。
手持ちのマンガの1話分を小説にしてみるなんてこともありだと思います。


8.過剰な自虐前書き

また増えてきた感があるので今一度下記アドレスに飛んで確認下さい。
http://www.mj-phantasian.net/cgi/tree/m.php?g=cre&no=7879&l=10

以上で終了となります。他にもこれはどうだろうかと思うような内容があれば
このスレにレスを下さい。またこのスレが役に立った、今後気をつけたいなどがありましたら一言レスをして頂くと助かります。
レスが多くなれば人目につくだろうし、いろいろ意見が飛び交うようになればそれだけ
創作活動に向き合えると私は思っています。

私もそうですが皆プロではないですし、素人のモノカキしかいません。
なのでここまでやる必要があるのかと思う方もいるかもしれません。
でも上記の内容はここまでやる……ではなくこれぐらいやれな内容です。
投稿板に“小説”を投稿して読者に見てもらうのですからそれくらいの努力はしてみませんか。

“あなたの書く作品は『小説』ですか”

※今回このスレを作成するにあたってたくさんの作者方に協力して頂きました。
 貴重なご意見ありがとうございました。

「小説」というよりも、「物書き」としての基本でしょうか。

◆ 西森みかん [8581] 11/07/31(日) 15:49
 こんにちは。もしかすると初めましての方のほうが多いでしょうか。
 こちらで物書きをさせていただいている、西森みかんと申します。

1.///を使って書く。
 知らないうちに増えてきたなぁと思ってたのですが、ネットスラングだったんですね。この斜めの棒っきれの羅列。
 思い返せば、ゲーム内でも、フキダシ内にピンク色の「///」を出して、照れてるのを表現してました。
 あれは、ゲームだからできたことだと思います。ここからは想像ですが、それを誰かが小説にそのまま落とし込んで、普通に使われるようになった。実際のところはよく分かりませんが、私はそう解釈しています。
 その落とし込みが成功しているとは思えません。少なくとも、ここでは。
 というのも、「///」は見ての通り、黒色です。
 こちらの投稿所では文字の色を任意で変更できますが、あの照れ表現をピンク色で読むためには、その他の文字もピンク色で読む必要があります。全部の文字が色付けされてしまいますから。そうなると、効果は格段に薄まります。
 ここからはより個人的な意見が強くなりますが、読んでていきなり「///」やら顔文字やらは、みなさんが仰るとおりシラけてしまいます。物書きなら、文字とネタで勝負しに来てください。
 どうしてもやりたいのなら、ピンポイントで文字の色を変更できますので、個人経営サイトやブログに乗っけるのがいいでしょう。

2.会話文で!の数が多い、叫び声が大げさすぎる。
 一時の私が、びっくりするくらいに当てはまってます……。「!」等々はたくさん使えばいいというものではないと、最近になって気づきました。
 人のことを言えませんが、叫べば良いってわけではないはずなのに、オーバーに叫んどけばいいだろ的な風潮があるような気がします。そもそも、そんな叫ぶ機会ってあるんでしょうか?
 決め球のように、ここ一番で使うから最大級の武器になるんですけどもね。

3. 文間を空きすぎ
 ……これも、当てはまってました。
 一画面を真っ白にしたほうが、次の場面への期待感を膨らませられるんじゃね? と思ってたことがあったのですが、それも間違いでした。たしかに、スクロールの手間が面倒ですね。
 本によくあるルビ振りのスペースが心地よくて、あれを表現できないかなと一文と一文の間にいちいち行をはさんでましたが、それもやめました。
 最近では、場面転換には多くて5行ほどのスペースを空けるようにしています。

4.「文字。」
 会話分の締めに「〜。」で止めるやつですね。
 宮沢賢治さんの作品ではあたり前のように使われてましたが、今は昔。どこをみても、コレを使って書いている方は見受けられません。
 「。」は使わないのが無難でしょう。

5.「会話分」
 人間、十人十色。
 喋り方にも考え方にも相違があって当然、ない方がおかしいくらい。
 ここをどう表現するかが、作者の腕の見せ所のひとつです。
 会話だけじゃない、ちょっとした仕草も、相違を表すのに大きなアイテムとなります。そういうのを地の文で表しましょう、そこを突き詰めると豊かな文章になります、ということだと思います。

6.音
 音を聞いたまま文字にする、というのもひとつの方法ではあると思います。谷川俊太郎さんとか。私もよく使いますし大好きです。
 ただ、使いすぎ注意。用法・用量を守り、正しくお使いください。

7.心理、状況描写
 いつまで経っても、大の苦手分野です……
 これができる人の作品って、出てくる生き物のどれもこれもが、とっても活き活きしてて、読むたびに羨ましくなります。
 その場のあのキャラは、どんなことを考えているのかが分かる人は、人間的にも豊かな人なんだと思います。ここだけは小説の技術うんぬんでなくて、人間力の問題なんだと思います。

8.前書き
 多くて3つまで。というのが自分の中のラインです。
 それ以上書いちゃうと、読む気も失せちゃいます。映画館で「携帯の電源をお切りくださいやらのマナー守ってください映像」が何本も出て、始まる前から萎えちゃう感じです。
 「つまらないかもしれませんが〜」なんてのはもっての外。謙遜のつもりかもしれませんが、私としては筆者自らつまらないを認めてる作品なんて、読みたくありません。強がりでもいい、虚勢を張ってください。私にそれを読ませてください。
 それと。
 「誤字脱字が多いかもしれませんが〜」と書く人は、投稿する前にやるべきことがあるだろうと思います。掲載のタイミングを自分で決められるのは、なんのためでしょうか。
 もしタイトルに惹かれて読もうとしても、これがある時点で2点以上は出すつもりはありません。
 そんな誤植オンパレードの作品なら、個人サイトかブログに書くといいのではないでしょうか。

 それと、ここからは私なりの感じてる部分です。

【行の始めは1マス空ける】
 小学校の頃から原稿用紙に慣れ親しんでいる方ならピンとくると思うのですが、原稿用紙の使い方は、結構いろいろな場面に応用できます。当然、ここでもです。
 ときどき、ただ焼いただけの肉をぼんと皿に乗っけただけの料理のように、改行や「、」「。」による区切りを一切しないで5行6行、長くて10行以上をだーっと書いて、それを何十回も繰り返しているいる作品があります。私としては、読み手に対して読みづらいまま作品を出すのは不親切だと思います。
 ですから、書き手は配慮の心が必要です。
 1マス空けるのは、「ここから始まりますよー」というのを教える、ある種の優しさだと思います。
 会話文で始まる場合は、一マス目に「」を持ってきても大丈夫ですよ。


 長くなりましたが、私からはこれで。
 このスレッドは読むだけでなく、参加することに意義があると思います。
 出来る限り、多くの人が書き込んでくれればいいな、と思います。

それが小説なんですね

◆ DMフェンサー [8579] 11/07/30(土) 16:29
こんにちは。他の方の返信も含め内容を拝見させてもらいました。
……ほぼ全部当てはまってしまいました(汗)。
今まで『///』や『!』の大量使用、文間や擬音などは様々なweb小説で見かけたため使っていましたが……このスレを見て、『ああなるほど、よくないのか』と納得することができました。正直、今まで疑問に思うことはあっても、それが『いいもの』なのか『よくないもの』か判断がつきかねたもので……。
特に、ジュスチスさんの『ギャグに逃げるな』はグサリときました。
『ギャグ=なんでもあり』は違うということを認識させられましたので……。
意を改め、これらのスレを参考に『小説』を書けるようにしていきたいと思います。皆様、有り難うございました。

上手くなるために

◆ キサラギ [8578] 11/07/30(土) 01:11
こんにちは。
内容を拝読しました。

同感ですね。やっぱり小説の魅力の一つとして、描写というのは大切だと思います。
読むときはそれをイメージするのが楽しいのだし、書くときはどう伝えるべきか考えるのが面白いのだと思います。

私も時々擬音を使っています。バトル中だとかアクション中のテンポを良くするために使います。そういったときはあまり細かく描写しすぎると白けるので、感覚的に訴えたいときとか、どうしてもイメージしにくい音を表現するときなどに。

用は使い方だと思いますね。その辺を考えることが小説を書くことなのかなあと、ご指摘を読んでいて思いました。

書き手としてはまだ未熟者ですが、ご意見を参考により良いものを書けるようになっていきたいと思います。

参考になる意見が多くて助かります。

◆ そらぴー [8577] 11/07/28(木) 21:25
ジュスチスさんや皆様の意見を拝見して、なるほど!と思いました。

自分の作品を読み返してみると、いつの間にか

1.会話文に照れの///を使う。
という事をしていました。確かにコレは小説ではないと思いました。
ただ、テクニックとして、こういう表現があるんだ!という勉強にもなりました。
あと、「!」などを多用する事は今後気をつけていきたいと思います。

更に良い小説を書く、参考になりました。ありがとうございます。

意識向上のきっかけになりますね。

◆ ミラー [8573] 11/07/27(水) 19:35
こんばんは、ミラーです。
では私も思いの丈を放っていきたいかと思います(

1.記号・顔文字。
基本的に小説にはいらないのでは、と思います。シリアスにしてもギャグにしても。確かに分かりやすくはなるんですよ、どういう状態かは。しかしどうにも幼稚さが出ている感が否めません。これでもう小説としての魅力をかなり落としてしまいます。

2.!のマークの多用。
あっても4個ぐらいいいでしょう。勢いをつけたい時は地の文でカバーしたりジュスチスさんの仰っている「ぁぃぅぇぉっ」が有効かと。

3.叫び声
あえて2とは分けました。これは使い方次第で強力な武器になるかな、と。普通の叫びではそんなに多く用いなくてもいいと思います。上にも書きましたが小さい文字や地の文でカバーすればいいかと。
しかし狂気な感じを全面に押し出したい時、その場に響き渡る悲鳴を強調したい時など。これらには使ってもいいかと思います。地の文と組み合わせでが必要ではありますが、上手くいけば狂気度、怒り、悲しみががより強調出来るのではないでしょうか。……もちろん連発すれば効力も落ちると思うので、やっぱり使い方次第です。

4.文間の開けすぎ
これはまた難しい。開けるのもあれなのですが、詰め過ぎると読む人が目が痛くなり、これまた逆効果。内容云々の前に読む気が失せます。基本詰め過ぎず、そして極端に開けすぎずは意識しているつもりですが…やっぱり開け気味にはなりますね、注意注意。
視点変換の時は間に線を入れて何とかしています。

5.会話文 
凄い苦手な部位です、急に話が動いてしまう(
連続しすぎないよう、ちょっとした動きを描写で入れてみていますが、多人数になるとやはり会話の方が多くなるので少人数話が自分も多いです。多人数でも分かるように書ける人は正直凄い。

6.音
地の文の中に入れるのがやはりベストかと。音だけで独立させると細かい様子が抜け落ちますし、誤魔化している感が強いので。

7.心理描写
私の大好きな所ですね(
やはり説明ばかりでは小説としての魅力としては今一つ、と思います。台本化してしまいますし。
漫画やら映像系と違い、小説は文だけです。やはり説明だけではもったいない。心の動きを濃密に表す事が出来ますし、考えも濃く書ける、凄く魅力ある所かと個人的に思います。他にもここのキャラにこういう気持ちを持たせて書いているんだ!という気持ちをぶんぶん書いていければいいいかと思います。
どう書くか考える所で、はまる人は凄いはまるのではないでしょうか。

8.自虐的な前書き
極力控えた方がいいかと。自分の生み出した作品でここがあまり上手くなかったな、と読み返した時思う時もあるでしょう。
しかし自分の作品を駄作、そして素人ですと言い続けていていつ成長するのでしょうか。それに駄目だと思う物を何故投稿という形で人に見せたがるのか。ある程度は自分の作品には誇りを持ってもらいたいです。
その上で後書きにアドバイスをお願いするならいいと思います。向上する意識がそれだけで強いですから。


とりあえず、個人的な考え方ですが書かせていただきました。他にも沢山の方々がここに意見を述べておられるのでこれはいい所と思う所を吸収し、さらに高めていけるきっかけしていきたいです。

それでは。

追記 「本当に大切なことは……」とついでに自己分析

◆ ジュスチス [8572] 11/07/25(月) 23:54
たくさんのレスありがとうございます。このまま全作者が思いの丈を放ったら
面白いだろうなぁとか今日一日考えてました。

でも本当に大切なことは私がこのスレで言ったからこういう風にする!ではなく自分なりの技法を自分で考えることだと思います。

レスの中で抜粋すると「会話文の連続使用」
私はあくまで誰が何喋ってるか分からない状況まずいと言っただけで
会話文の連続使用がダメだといったわけではありません。
連続使用だって技法の一つですし、下手な地の文でギャグテンポが崩れたら台無しです。
それに言葉だけで想いを伝え合う恋愛小説があってもいいんじゃないかなと私は思うんです。 
要は適材適所。この話でこのテクニックが合うかどうかを考えて書く。
それが大切だと思います。まぁ上記がうまくやれるならこのスレ読む必要ないかもですが(汗)

ただ一つ追記として、さらに個人的に言わせてもらうとすれば
“ギャグ”を逃げ道にしないでください。
私の上げた項目が当てはまっているけどギャグだから大丈夫だろうと絶対に思わないでください。
今回極力ギャグという言葉を使いたくなかったのです。ギャグなら許されるといった考えになって欲しくないからです。
ギャグといえば笑いといってもおかしくないですが笑いにだってたくさんの種類があります。大笑い、微笑み、苦笑い、嘲笑、泣き笑い、失笑、うす笑い、ニヤニヤ……
これらをギャグという1つのカテゴリで同一に考えるのは不可能です。
私もギャグ書きの端くれなので……ギャグに対してこだわりがあります。
いろいろなパターンの笑いを書いてきたつもりです。描写を込めた笑い、本編沿いのギャグ、キャラ崩壊ギャグ、キャラ位置変更ギャグ、設定改変ギャグ。その全てにおいてこの技法は合う、合わないはもちろんあります。
シリアスとギャグは作者の気分次第で変わると思って欲しいくらいです。
なのでこの項目、技法、全て『シリアス』だから『ギャグ』だからで選択するのではなくこの『作品、作風』だから使用しない、するで考えてください。

ギャグはネタだけではなく、ちゃんと見栄え、言葉の強弱、前後の関係、上げていくと下げていく、原作台詞。そのへんをうまく使えないとまったく笑えないものになります。
笑えないギャグの末路は……読者がよく知っていますよね。
何でもかんでもギャグタグをつける寒いことになりますよ。

※自分で言ってて胸がズキズキするので自己分析。
スレの内容は他の作者の意見+読者としての私の意見なので、
作者としての私はまた別なのです。

1. ///

これを使ったギャグはどう考えてもツッコミがウザイ、キモイとかの発想にしかなりません。一発ネタ以外では使えないですね。シリアスもギャグも。

2.!の多用、叫び声

どうしてもインパクトのある時にだああああ!とか使うことはあります。できる限り少ない方がいいですね。その一発のインパクトを際だたせたいですし。
戦闘では本当に叫び声が必要かどうかシミュレーションしています。
気合いを入れる時とか、気持ちを切り替える時とかぁぃぅぇぉっ などの文字は結構有効です。使いやすいしアクセントを入れやすい。

3.文間の空けすぎ

これはなかなか私自身も痛い所です。 長編など時間の流れが区切りになっている場合は
「2」「3」など章分けにしています。うかつに何行、文間を空けるよりも印を付けた方が分かりやすいですね。私も気をつけよう。

4「。」

無いのに慣れてるので基本つけません。ギャグネタにもならないですし。

4.会話文

私の場合は固定のボケ、ツッコミがいて他のキャラは立ち替わり、入れ替わりで
2人体制になっていることが多いです。 会話文が続くギャグはだいたいそうですね。
他のキャラをその中に入れたいのであれば喋る前に
〜〜が前に出てきた。〜〜が手をあげた。〜〜腕を組み頷いているなど
いかにも次喋りますよみたいな描写を入れるとよいかなーとか思います。

5.音

私は赤い砂時計さんの使い方を結構使用しています。
ただ、修飾語が変にならないよう意識をしないといけません。あとは無駄に強調させないようひらがなで書くのもありですね。
例を使わせて頂くと……
『厨房でとんとんとん と包丁の音が小刻みに響いている』


6心理、状況描写

これは人によって大きく変わってきますね。
うまい人は語彙力、演出力なども合わさって見事なものになります。憧れます。
まずは一つのシーンに状況描写、心理描写、風景描写入れられるようになるといいかもです。字数稼ぎにもなりますし、環境、気候の変化は他の描写に混ぜやすいです。
状況描写→○○は語り始める
In 心理描写○○は神妙な面持ちで語理始める。
In 風景描写 春風が生む心地よい昼時とは裏腹に○○は神妙な面持ちで語り始める。

7 前書き

実は私も結構やってます。自虐的なこと。まぁ戒めということで残してはいます。
予防線のつもりでなくてもついやってしまうことはあるんですよね。
本当に前書きで書かなきゃいけないことを忘れ余計なことを書く。不思議です。


とまた長々となってしまいました。
まだまだレス募集中です。たくさんのご意見頂戴したいと思います!

参考になりました。

◆ 赤い砂時計 [8571] 11/07/25(月) 22:13
どうも、赤い砂時計です。
僕も最初の頃は「///」やら「!」の多過ぎがありました。最近では文字稼ぎになってしまうのでやっていませんでしたが、それでも今なお「!」が多かったりするかもしれません。

音は「使うな」と言わずとも使い分けが上手くできればいい作品になるのでしょうね。
例)トントントン、と小刻みに包丁の音が厨房に響く。
典型的な例えですが、音は場面によっては必要になってくる事もあるのではないでしょうか。

心理、状況描写は小説で一番大切な部分ですね。僕も何とかして表現しようと思ってもよく『○○は××した』の様な単調な文で終わることも多いです。

ジュスチス様の意見は、現在このサイトで小説を書いている方やこれから小説
を書こうとしている方の参考になると思います。僕も自分の作品を見直すきっかけをもらいました。

参考になる意見を出して頂きありがとうございました。

(削除)

◆ [8569] 11/07/25(月) 21:46
この記事は投稿者により削除されました。

自分の作品を見直して。

◆ 栖本伊有 [8570] 11/07/25(月) 21:48
 こんばんは。
 為になるスレ立て、ありがとうございます。


1.「///」
 私も気になっておりました。
 顔文字とか記号があまり好きではないからと言うのもあるのですが、イラッとくることもしばしば。
 確かに「照れているんだなぁ」と言うことは伝わるのですが、地の文で表現していただきたいです。
 小説なのですから。


2.「!」の多用、「叫び声」
 基本、「!」は3つ以上つけないように気をつけていますが、過去作品を振り返ってみれば使っている箇所もあるかもしれません。
 ギャグのとき、叫び声も無駄に母音を続けてしまいます。
 特にバルバトスの「ぶるあ」。
 気をつけたいです。


3.文間の空けすぎ
 私の場合、基本、本文は空けずに詰めて書いていますので、読みにくいかもしれません。
 ただホラーなどの演出上、間を極端に取るときもあります。
 そうでないなら、会話文と地の文の間は1〜2行開けるので十分ではないでしょうか。

 場面転換は、記号や数字を使えば判ります。
 紙媒体の小説もラノベも、だいたいこのようにして場面転換をしております。
 私は5行間を取って、3行目に「†」の記号を使っております。
 記号がないときでも、2〜3行で場面転換を行っているので10行も空ける必要はないと思います。
(と言いながら、冒頭とタイトルと本文の間が10行以上開いている私)


5.会話文連続使用
 まさに私のことです。
 3人以上になったときは、連続使用をしないように気をつけようと努力はしています。
 が、ギャグだとどうしても連続使用してしまうんですよね……。
 会話でボケと突っ込みをするなら、地の文を挟むとテンポが崩れるような気がして。
 口調が違っていたらなんとなく区別はつきますが、口調が似ているとまったく区別つきませんよね。
 気をつけます。

 しかし、自分を棚に上げて言わせていただくと、会話文を続けて、
「ちなみに、上から○○、××、△△の科白です」
 と言う表現は嫌いです。


6.音
 擬音も使います。えぇ、それはもう、うんざりするほど。
 流石に剣を打ち合う音を書いたりはしていないはずですが、爆発音や発砲音は擬音で済ませてしまいます。
 しかもたっぷり行間とって。
「どかん!」や「ぱんっ」と。
 使ってはいけないと言うわけではありませんが、確かに幼稚な感じはしますね。
 これも気をつけなければなりません。
 多用はしないように。


7.心理・状況描写
 私に一番欠けているものです。特に心理描写。
 会話文の後、1〜2行しか地の文がないときもあります。
 増やさなければなぁ、と思いつつ、中々増えてくれない……。
 5W1H、意識しなくてはなりません。


8.自虐過剰な前書き
 最近はやめましたが(と言うか作品自体書いていませんが)、私も使っていました。
 過去作品の自虐前書きは以前のスレを読んで消しましたが。
 ですので強くは言えませんが、確かに見ていて気持ちのいいものではありませんね。
 そもそも前書きなんて読んでいません。
 あと個人的に気になるところを二点ほど挙げたいと思います。

1点目:三点リーダー
 三点リーダーのつもりで「・・・」を使っている方を良く見かけますが、正しくは「…」です。
 これが非常に気になります。


2点目:「!」「?」の後に一マス空ける。
「ちょっと!やめてよ!」
 のように、「!」のあとすぐに文字が来ている方を見かけます。
 空けても空けなくても変わらないじゃないかと思われるかもしれませんが、これも気になります。
(しかしなんと芸のない例文)


 スレ立てしてくださり、作品を見直すきっかけを作ってくださったジュスチス様に再度お礼を。
 ありがとうございました。

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『小説』は難しいです

◆ 綾 [8568] 11/07/25(月) 21:25
こんにちは。こちらで『小説』を書かせてもらっているのですが、最近はもっぱら読むほうに回っています。

確かに、最近おっしゃるような『小説』が増えてきていますね。特に空白の多用と自虐的な前書き。読んでいてあまり気持ちの良いものではないですね。自分もまだまだ勉強中なので人様の事は言えないのですが...。特に心理、状況描写に関しては、その時はこんなものかなあと思っても、後になって見返してみると恥ずかしい思いをする事があります。発展途上といえば聞こえは良いですが、不特定多数の人に見てもらう事を考えればその時のベストを出すべきだったと思います。

それから、「。」については知りませんでした。ご指摘、ありがとうございます。以後、気をつけます。

最後に、小説を書かれている方、読まれている方双方の協力で投稿小説は成り立っているのだと思います。お互いに、切磋琢磨してゆきましょう。

色々…

◆ 煌炎* [8566] 11/07/25(月) 21:14
色々、とても参考になります。
私自身も使ってしまっているものが多かったので、これを機会に少しでも改善できるようにしたいと思います。

私の場合、台詞間や地の文の間に空白を入れず、場面などが変わるごとに3行開ける事にしているのですが、それは読みにくいのでしょうか?
もし、空白を開けるのならすべての行の間に1行開けた方がいいんですか?
その大体の流れがわからないので、いつもつめつめになります。

今回の事ですごく勉強になりました。
ジュスチスさんがお書きになった事を出来るように…いえ、します!
少しでも上手く書けるように頑張ります

レベル上げ中の初心者

◆ 闇影 [8564] 11/07/25(月) 18:50
見てみるとシリアスな小説に対する指摘が多いですね。
現在私も長編を書いている身なので勉強になります。ただこれ全部を一度にやるのはちょっと無理ではないかもしれませんが厳しいです。

確かにシリアスな恋愛小説で『///』を使うのは(あまり見かけませんが)不味いですね。
ただギャグ小説ではこのような表現を使ってもいいと思います。
現実で身近な読者の方に読んでもらって感想いただいてますが、ギャグ小説でピンポイントに使えば笑いをとれることもありますよ。

過剰な『!』の使用は次の文にさえ行かなければギャグなら必要だと思います。
ただシリアスではマイナス評価は確定ですね。それにそれで文字数を満たそうとするならもうその時点で論外ですが。

空白の多用は本人は読みやすくしようとしてるつもりなんでしょうけど帰って読みづらくなるんですよね。
ただインパクトを付けるため必要ですからそのことを踏まえてシリアスのインパクトに3〜5行、最大の見せ場の時はみ〇もんたさんが『ク〇ズミ〇オネ〇』でやるようにイライラさせない程度に長〜い空欄を使うようにすれば問題ないのだと思います。

。に関して完全につけるもんだと思ってました。

地の文に関しては練習するしかないんですよね。
私の知っているプロの小説家にもギャグの部分で地の文を使用しない方がいますが、その後に出てくる心理描写がなどで完全にカバーできてますが、逆に言うと会話文だけでギャグを成立させるには相当大変ということなんですよね。

ジュスチス様のこういったものを見ると思うのですが、前書きについては考えられますね。
最近まで私はあとがきが自虐的だったのですが読者目線であとがきを見た時、絶句しましたね。だって全然面白くもなんともないんですもん。
そもそも前書きというのは何かの会で例えたら最初の「皆様、存分にお召し上がりください」に当たるもので、あとがきは「私共の料理いかがでしたか?」に当たるようなものなんですよ。
それをわざわざ自分から「皆様、これは対しておいしい物ではありませんので別に食べなくとも結構です」とか「不味い物だったでしょう?」なんて言われて誰が食べますか?誰が読みますか?
しかも文を見る限り、自分の執筆の腕があげようとしているのかすら疑問に思ってしまいます。
とまぁ乱文になってしまいましたが結局何が言いたいのかと言うと、
前書きを書くことはいい。たまに見ますがあらすじを書くのも今のMP文庫が少々閉鎖的なのでそれの打開につながるかもしれないのでむしろ推進したいとも思います。
ですが自虐的な前書きはやめろ。書くならいっそ自分のハードルを上げてでも前向きなことを書け!!それで多少アドバイスのないコメント喰らっても相手にすんな。そんな作者の気持ちを考えず指摘しない馬鹿者なんざMP文庫にいない。居たなら見返すぐらいの努力しろ!!そしてどんなものでも「これが自分の作品だ」と胸を張って掲載せんかい!!!ということです。

最後に後半敬語が無くなったこと深くお詫び申し上げます。
ただ、その部分だけはどうしても素で書かせていただきたいものですのでなるべく変えたくはありません。このことは私の私情でございますが、このことを許していただける方には深く感謝いたします。

考えさせられますね。

◆ 氷上 礼 [8563] 11/07/25(月) 17:07
読んでいて、正直「なるほど」と思う記事ですね。


私もよく空白を多用しているので(これでも以前よりは減らした)、気を付けたいとは思っています。もっとも、場所などの大きな状況変換の際には、やむを得ず10行くらいの空白は設けていますが。
人によっては「どんだけ空白作ってるんだよ」と、べらぼうな行数の空白があって、肝心の本文にたどり着くのに一苦労な書き方していますね。
ただ、会話文と地の文、会話文と会話文の間の空白がまったくないのは「誰が、誰と、どの台詞喋ってるの?」状態に見えかねない、私にとってはやや窮屈で読みにくい小説になってるのも事実。
文章と空白のさじ加減は人それぞれでしょうが、いずれにしても、やりすぎはよろしくないでしょう。

私は基本、コメディとかホラーの時しか!の過剰な多用はしませんね。
そこだけ強調したいんですから。そのあとの描写よりも、そこのセリフを印象付けたい、という時だけです。
勿論、使う場面は慎重に選びますよ。でなきゃ、読む側が疲れてしまいます。基本、シリアスとかでは使わない方が無難なのかもですね。ギャグでも、本当にここ1番な場面以外では封印していた方がよさそうです。

会話文がやたらと多いと、案外その場の状況が把握しにくいのですよね。
読む側としては、「何がどうなってるの?」的な事態になってることも少なくない。
やっぱり地の文は大切です。心理とか状況とかは、会話よりも地の文の方が読者的にもわかりやすい。
ただし、だからといってダラダラと書いても、逆にわかりにくいパターンがあるのも事実。ジュスチス様の言うとおり、5W1Hを意識した地の文の書き方を工夫しなければいけないですね。

以前も書いた気がしますが、やっぱり自虐的な前置きは逆に見苦しい。以前やってた私が書いても説得力がないのでしょうが。
「初心者です」「グダグダです」とか書いて、逃げ道作ろうとしても、むしろ読者は容赦なく遠ざかりますよ。


ではでは、貴重なご意見ありがとうございました。
私も、今後はきちんと「小説」が書けるように精進したいです。

参考になります

◆ リスタ [8562] 11/07/24(日) 23:56
こんにちは。
空白は私もよく強調で使うので結構ドキリ、としました。あ、開けすぎたかな〜なんてちょっと反省しています……
心理描写、などは本当に私の作品では少なくて……初期の作品はまさに音ばっかり。
陸奥守人さんと同じで私もギャグ等では完全に台詞だけになっていましたし。だからわかりにくいんですよね。
かといっていちいち台詞の間に地の文を入れるのは何か微妙だし、だったら地の文だけでいいじゃないかとどんどん台詞が減って、なんて悪循環がよく起こったものです。

描写はとにかく苦手だな、というよりいつも同じ言い回ししか出来ていないなあと常に思っていましたがやはりここらで直そうと思います。
それで、アドバイスになっているのかもわからないですが陸奥守人さんが例に出した文。
『クレスは剣を下からふるった。そこから放たれた衝撃波が地を這い、クラトスに襲いかかる。クラトスは剣をぐっと胸元にひき、刃の平たい部分でそれを止めた。』ですが。私的にちょっと長くしてみると。

『クレスは小手調べといったところなのか、軽々と剣を振り上げ衝撃波を生み出した。それは、土を削るとはいえクラトスが走る時よりも遅いスピードで避けることは容易であった。が、クラトスはそれをせず静かにぐっと剣を胸元にひき剣の平で受け止めるかのように姿勢を低くする。
やがてゆっくりとしたスピードであったはずの衝撃波が急に速くなりクラトスに襲い掛かる。しかしそれすらも見越していたのかクラトスは眉一つ動かさずにそれを剣の平であっさりと受け止めた。』

という風にも出来る……いや、これは長すぎました。
今回私は彼らを『修行中』という場面に当てはめています。それっぽく見えなかったら申し訳ないです。
私もやっぱり『なんとかはなんとかした』という形で終わらせがちなのでそれを修正しようとしてなんかややこしくなっていますね。
どういう状態なのか、なぜそんな行動をしたのか、そこら辺がやっぱり一番難しい所だなあ、って思います。というかアドバイスになっていませんね、すみません。
多分、陸奥守人さん(もちろん私もですが)の今回の文では表情が足りないのだと思います。でも表情って難しいです……

私自身、まだまだな所が多いのでこういう場を設けていただいたことは本当にありがたい事です。ジュスチスさんには感謝しかありません。
このスレを通じて作品の質向上、たくさんの人たちとの交流等に繋がればいいですね。
それでは、この辺で失礼します。

空白多用者です(焦)

◆ 陸奥守人 [8561] 11/07/24(日) 22:37
うう、なんかすごくグサリと来る……正直に言うと泣きたい気分です。
そういうのって、書いている側からすれば『感想で言ってほしい』って思うことがあります。何のための感想、コメントなのか。いいところも悪いところも(悪口とか批判とかは除く)指摘してもらって、書き手は腕を磨けるというものですから。皆さん、コメントは活用しましょうね(←中々コメントに書きに来ないお前が言うなよ!)

……指摘しても直らない方もいますけどね。
個人として見にくいな〜って思うのは、一文終わっていないのに改行になっている人です。

ex)
 目が覚めたルークは
ゆっくりと体を起こし、
あたりを見回した。

……極端な例ですけどね。システム上そうなってしまう、という方もいるかもしれませんが。読み手側からすれば行数を稼いでいるようにしか見えないですね。

ジュスチスさんのアドバイスは基本的に参考になります。
『空欄について』
……うん……。場面転換のときにどれくらい空ければよいか加減がわからなかったんだ、という言い訳をしてみる(コラ!)。
ちなみに場面転換に五行は個人的には近すぎな感覚がします。というのも、その場面よりの前の時に言った台詞を思い出す・新たに加えるとき、3〜5行ぐらい空けた方がインパクトがつくからです。あと、衝撃的な台詞を場面転換レベルの改行を施したことがありますが、これも演出の一環のつもりです。
……とはいえ、やっぱりコメント欄ぐらいの改行はやりすぎでしたね……次回からは十行ぐらいで十分ですよね?

『会話文が続く』
私はギャグでやりがちです……私がギャグが苦手なのはそれが理由。台詞ばかりが淡々と出てきてその時のキャラの様子が全く想像できない。以前企画ものでそれを指摘されたことがありますしね。
いつか、『ギャグでも会話文が続かない方法』を聞きたいです。

『音や戦闘、状態、心情などの描写』
音は最近あまり多用しなくなりました。昔のを読み返してみたらかなり使っていたんですね、私……。その『ガキン』を『刃同士がぶつかった』にするといった、音を形にするだけでもだいぶ違いますね。
戦闘は、音だけでなく技名も使わずに地の文にするだけでもだいぶ違うと思います。

ex)
クレスは魔神剣を放った。クラトスはそれをガードする。
     ↓
クレスは剣を下からふるった。そこから放たれた衝撃波が地を這い、クラトスに襲いかかる。クラトスは剣をぐっと胸元にひき、刃の平たい部分でそれを止めた。

……今のところは私の実力ではこれが限界(泣)これ以上のクオリティUPを目指します。
状態が一番難しいですね。私も『○○○は×××した』で終わらせてしまいがちなので。そこはいろんな本や文章を読んでいろんな表現を身につけるしかないようです……頑張ります。

最後に、何年たっても中々上達しないので、いろんな人のアドバイスが聞きたいです。

字数注意する時に役立ちそうですね

◆ イル [8560] 11/07/24(日) 17:36
 こんにちは。別段個人の自由と思いますし、指摘されたことにも利点があるとも思いますが、確かに書かれいてることが気になることがありますね。
 四千字未満の時に。
 顔文字・音・心理、状況描写が少ないと四千字の壁に到達しにくいと思います。無自覚だった、知らなかったと信じたいですが複数回指摘されても直さず、加えて「空白多用」だと故意に四千字を誤魔化しているのではないかと疑いたくなります。偏見かもしれませんが地の文が短いと空白多用が増えやすいとも思いますので。
 「過剰な自虐まえがき」も、「注意されるのが怖いのかな」という気持ちで流す時もありますが四千字未満の時はちょっとイライラしますね。「素人とか書くのが下手ということで、規約違反が許されると勘違いしてませんか?」という意地悪な考え方をしてしまいます。
 何故そこまで四千字を挙げるのか、と言われるかもしれませんが事実複数の四千字未満を見かけていることが一つ目の理由です。そしてそれが連載や短期に投稿する方に多いので、他の方の作品が新着から流れて探しにくいからです。字数未満の注意と対策については過去色々と出てますのでそちらを「記事検索」で検索されて下さい。

 複数の人が利用しており、またはっきりとした規約(ルール)が書かれているのですから、利用するなら守って欲しいと思います。四千字未満で書ける人の中には短すぎて何が言いたいか、どんな状況か分からないという人もいますので。

 勿論四千字未満の理由の多くが「早く人に見て欲しかったから」、「本当に気付かなかったから」であると理解しています。ですが、それ以上に「人に見てもらうから穴がないか確認してから投稿」や「この位書いたら四千字は超えたという目安を作ろう」という努力も大切ではないかと思います。
 最後に、四千字とは関係なくちょっと思ったことありますので「過剰な自虐まえがき」について。
 普通「素人だから書くな」とも、「下手だというなら書くな」とも言いませんし、もしそれがまかり通るならそもそも投稿なんてしようと思えない。そう考えると「自分の腕を上げる努力を辞めた」ともとられかねません。
 そうではないと思うなら、「自虐まえがき」の文章は少し工夫が必要と思います。
(例1)素人の為誤字脱字が多いので、気付かれたら気軽に指摘してもらえると助かります。
(例2)素人でめちゃくちゃかもしれませんが、「どこがわかりにくい」など書いて貰えると努力する部分が分かって助かります。
 ちょっとした書き方の変化ですが、「上手くなるよう努力します」ということで好感に変えられるかと思います。
 「そもそもまえがきを書くな」と考える方に対してはどうしようもないですし、大筋は変わってないです。けれど、ちょっとした書き方の変化も書いていく上では大事ではないでしょうか?
マジェスティックファンタジアン Nebel TreeRes BBS v1.00β Credit:校倉