マジェスティックファンタジアン

◆ 膾炙 [9076] 13/02/28(木) 18:55

【作品名】
　ドリルモグラと３つの珠
【作品テイルズジャンル】
　ＭＩＸＯＯ
【内容区分】
　冒険活劇、長編、ゲーパロ
【ネタバレ度】
　極大（パワポケ１０裏サクセス及び全ＴＯシリーズ全て）
【あらすじ】
　昔、昔、ある町外れにあるお花畑で、永遠を生きる魔女がごく普通の少年に本の読みきかせをしていました。
　ある時、少年は魔女に尋ねました。
「ねぇ、隣町に遺跡が現れたって聞いたけど、遺跡って何なの」
　魔女は優しく答えます。
「遺跡はね、大昔の人が、今の人に大切なものを伝えようと作られた巨大な宝箱なんだ。だけど大昔の人は凄く意地悪で、道に凶暴な怪物や罠を置いているの。それでも、奥にある宝物はとっても凄いものだから、昔からみんな遺跡に挑戦しているんだ」
「昔から！？　でも今は戦車とかあるから楽勝なんじゃないの？」
「うん、今はモグラっていう乗り物で挑むのが普通みたいだね。でも、遺跡もだんだん難しくなっているみたい」
「へぇ、じゃあ。僕も大人になったらモグラに乗って宝物を一杯とって、ソフィさんにプレゼントするよ」
「うん、でも医者になるんじゃなかったの？　それにこの前は大臣になるっていってたじゃない」
「ふふん、医者にもなって大臣にもなって、それで遺跡の宝物もゲットするんだい！」
「ふふふ、じゃあ、その時を楽しみにしているよ」
「任せて」
　少年は瞳をきらめかせ、夢を歌う。あまりにも幼く、それ故輝かしい一時。
　だが、少年の夢は叶わなかった。
　巨大な爆弾が落とされて、この街の命が根こそぎ奪われたからである。
　後に残ったものは、焦土と、瓦礫と、一人の――

【備考】
　パワポケ１０裏サクセスの世界にＴＯキャラクターを載せて塩コショウを加えかき混ぜたものです。
　そのため、ＴＯキャラクターの設定が改変されています。ご注意。
　それでもこの話は面白い
【オススメする読者】
　オリジナルキャラやオリジナル世界、重度のパロディが許せない方以外

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