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創作相談板 記事No.7375

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Re: 今現在の投稿小説について感じたこと。

◆ 詞端 [7375] 09/09/30(水) 20:54
 一旦落ち着いた所で、再び失礼します。

 多くの方の返信を頂きました。ありがとうございます。
 その中で自分の行動を『一方的に自分の意見を主張する政治家と同じクラス』と評して頂きましたが――もっと性質が悪いですよ、自分は。
 今回の自分の行動は、例えるなら「早朝一時間前からフライパン叩いて町中を歩いてみんなを叩き起こす行為」か「台風が来る『かもしれない』で大騒ぎした」ぐらいの行為です。しなくても皆さん気付かれる時は来たでしょうし、また『そうされる必要などない』人(前者の例えなら朝起きなくても良い人、後者なら普段から対策を取っておられる人)にとっては迷惑でしかありません。
 また、政治家はある程度の『義務』が求められますが、自分は違います。言ったことで生じた義務は『責任感』に基づいて自分が勝手に作ったものです。
 つまり自分は、お節介と分かっていながら無視することも出来ずに、しかし必要が無い人が誰か分からないからそういう手法を取った人間です。
 書く相手を選ばなかったもう一つの理由は、この件に関係ある人を自分が選ぶのはいけないと思ったからです。中立者として一切の区別は差別と間違われないようにしてはいけないと判断しました。


 きっかけは、今回最初の頃のこの板での言葉が『一方的』であるということへの納得のいかなさでした。他の立場の意見がなく、そしてその意見を言えば即座に論理でねじ伏せられているというような印象を『勝手に』抱いたのです。それで、この問題に当てはまる人はどう感じているのかがとても心配になりました。あの文章で自分が唯一感情を載せたとすれば、それは『この件に当てはまっていても貴方は貴方の正しいと思う事をして良いと、私は思います。』です。最初の頃の件にあてはまる状態は問題とされており、それで心を痛めていたり、悩まれている人がいるかもしれないことが怖かったのです。一番の動機はその人達に『貴方は悪くない』ということを伝えることだけでした。


 その後加わった目的は二つ、『この件を知らない人への純粋なお知らせ』と、『書くきっかけが欲しい人へのきっかけを作ること』だけです。
 前者は最初から明かしていた理由であり、特にこれ以上の説明の必要性はないでしょう。なので後者を目的とした理由を述べさせていただこうと思います。
 当然こちらのサイト様では、上下関係などはありません。古参様だから、新参様だからというのは可笑しなことと考えられる人が多いでしょう。
 しかし、現実社会では『年長者・若輩者』や『先輩・後輩』というものが常に付き纏っています。自分の経験というのをここで書くのは問題かもしれませんが、自分はプライドが高く相手が年長者でも最善と思うことには意見をする人間です。しかし、そうすると当然『年下のくせに生意気』『いきなり入ってきた癖に』というのは必ず聞くことになります。そして、そんな習慣はどこにでもあるのではないかとも思っています。だから、多くの人が『当然』である『上下関係』をこちらのサイト様にも当てはめ、「自分には発言する資格など無い」と思われる方が出ているのではないかと思いました。それが嫌だから今回のような強引な手法を使いました。前者同様、完全なるお節介です。
 しかし、反省すべき点は当然その手法自体でしょう。自分は自分自身の感情を載せた文章を書くことはしない主義です。よって、今回の行動は目的があれど、価値や意味を文章に殊更載せようとは思っていませんでしたし、考えたことと言えば行為同様文の言葉まで強引で失礼にならないようにすることぐらいでした。
 それによって、文面から必死に推測してくださったある方々は『意図が分からない』という言葉を指摘して下さり、文を通して御自身の中の思いを改めて見たり考えたりされた方々は『文章の意図を非難或いは皮肉』と捉え悩まれたかもしれませんし、丁寧であるが故に『どう怒れば良いか分からない』と釈然としないものを抱かれた方もきっとおられるでしょう。また、文面を送られたことで『中立者でいられなくなった』と感じられた人も出た可能性は高いでしょう。そうやって、納得のいかないモヤモヤを抱えることとなった方々には、そういった感情を抱かせてしまったことを深くお詫び申し上げます。この選択は、誰かを傷つけない代わりに皆さんを傷つけることが分かっていた行為でした。巻き込む行為として指摘される覚悟があり、それでも自分はそれを選択しました。


 そして、そんな自分の文へわざわざ返信くださり、その中で『詞端』に対して謝られた方々に対しても、改めて謝罪を致します。ごめんなさい。
 貴方達は何も悪い事はしておられません。ただ自分の中の考えにしたがったのですから。私があの文面の中で『これは煽りと取られるかもしれない』という考えの下で『どうするかは自由』を述べても、『なかったことにはできない』と考えられる方が出ることは分かっていました。そんなことをやった自分には、貴方達の行為は返信して下さっただけでも過ぎた見返りです。自分は貴方達を断罪する意思も、責める意思も持ってはいません。『手厳しい』や『失礼』などは自分は感じておりませんし、それを正しいと思われた気持ちを否定する気もありません。わざわざ手間をかけて返信までして下さり、ありがとうございました。


 自分はそれぞれの方の選択にまで責任は持てない身分です。また、「選択にまで責任を持つ」などとそこまで傲慢な事を言う気はありません。自分は、自分の行為に責任を持ち、この流れを見守る所存です。
「おまえの行動で不快感を感じた人には謝れ。でもその人たちの選択にまで口を出すな。それこそ傲慢だ」
「テメーがやったことで感謝して下さる方もおられるが、結局やったことは無理やり作者の方々を御自身の考えと向き合わせる『罠』でしかない。意味があるかないかは全てその作者様達の考えや答えが決めるもので、価値もその人達それぞれが決めるものだ。最善は『正しい』にはならない。」
 今回の行動を最初から知らせていた二人に言われた言葉です。そして、自分もその通りと思っております。お礼を言われたことは全て素直に受け止めますが、そう思ったのは皆さん御自身が考えたり興味をもたれたからであり、自分の力ではありません。
 そして、行動で迷惑をかけても、行動自体に謝るつもりはありません。気持ちに対しては謝ります。


 「偉そうに勝手なことばかり」と言われてもおかしくはありません。反論は幾らでも受け止めます。こちらに書くことに抵抗を感じられる方は、自分のメールアドレスを近い内に必ず明かしますので必要なら送ってくださって構いません。
 手間をかけて読んで下さった全ての方、ありがとうございました。
 手間をかけて頂いたのに不快にさせてしまった方、本当にごめんなさい。
 火を広げたことで、心配・悲しみを抱くことになった全ての方に、申し訳ありませんでした。

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