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創作相談板 記事No.2954

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Re^3: 作者様を語ろう!(セキナさん編)

◆ 鯖の味噌煮 [2954] 03/12/19(金) 13:30
 セキナ'sノベルス中毒者、また一人誕生です。
 最初はですね、リムルやリリスがでていたとはいえこれをテイルズ小説として投稿するのはどうかな〜っ?って思ってたんです。でもまぁ文章は文句なしにうまいし話もまぁまぁ(←当時のプチ反抗心…ひねててすいません)よくできてるな〜ってしばらく読んでたんですね。
 でもですね、読んでく内にこれはやっぱテイルズ小説なんだなって思いました。たぶんセキナさんのテイルズワールドが如実に文章に表れてるのかなと思います。情景描写を読んで私が頭に浮かべる光景が○FでもなくD○でもなくほかのゲーム以外も含むファンタジーでもなくちゃんとテイルズのものと一致するんです。完全にオリジナルの小説とはいい意味で見させていない所がすごいです。
 
 そう思ったら抜け出せなくなりました。しょーも無い反抗心が逆に反動だったのかもしれません。『この小説はすげぇ…』、中毒者誕生。
 
 『悪意の視線』(笑)が無くなってからはほかの方同様です。思いもよらない展開にはっとしたり伏線を見て自分の読みどおりにことが進むのを楽しんだり。特に伏線は絶妙なバランスです。伏線ってえてして誰でも気付いてしまったり誰も気付かない物になったりしがちですがセキナさんはその程度の調整がすごくうまい。かけ出し物書きにはとってもうらやましい文章力です。

 セキナさんの小説の中身について語るならばどうしても『セキナ』の回想や幕間にでてくる現実の世界ははずせません。中心舞台であるファンタジー部は『オインの実』や『命の水』などで幻想的だったり牧歌的に彩られていますがその対比としてでてくる現実世界のザラついた印象がとても好きです。別に暗い描写が好きというわけではなくて雰囲気が、です。そういう場面がどことなく○ギー○ップと言う小説(知らなかったらすみません)に似てる感じもして個人的にすきなんですねー。

 最後にキャラについてですが今まで読んできたアマチュア小説、ひょっとしたらプロも含めてかも(断言するとまずいかもなんで…)?で集団としてのキャラに強い魅力を感じたのは初めてかもしれません。『セキナ』、『ファイナ』、『ミーナ』、『リムル』、『クリュウ』の5人ですね。もちろん個々の個性が魅力的なのはいうまでもありませんし主人公と誰かがコンビになって掛け合いをするシーンも好きですが、私は5人が会話するときの描写が一番好きです。ああ、もう最高(ほかにましな言い方が思いつけば…)!

 ああ、書いてしまった…『語る』ということなんでこんなになってしまいました。長乱文失礼であります。えぇっと最後に言い分けさせていただきますが何も私は盲目的にセキナさんを評価してるわけではありません。もちろん中毒状態になった後でもちょっとな…と思った所はあります。でも、そんな事は問題にならないほど長所が勝ってるということで、マイナス評価はありません。

 セキナさん、これからも頑張ってくださいませ。

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