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創作相談板 記事No.3368

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Re: アクセスランキング1位・セキナ氏の作品について

◆ オルバース [3368] 04/02/27(金) 23:57
 僭越ながら、金色夜叉さんの批評について、僕の意見を書かせていただきます。
 
> 回収もできるかどうか判然としない伏線は、むやみやたらに張らない方がいいし、大長編になるのも避けた方がいい。
 同感ですね、ここは。伏線が多いと話がややこしくなるのは、避けようがありませんし。大長編というのも、ここは一個人の意見として、避けた方が無難に思えます。

> 「心の闇」とか妙な言葉を使って、深みのあるように見せかけているだけ。
>(余談だが「心の闇」とは、凶悪な犯罪者の報道などを目にしたとき、犯罪心理学もよく知らない素人が、使いたがる常套句なんだそうだ。要するに、陳腐な言葉だ)
 常套句=陳腐 は、どうかと思います。極論ですが、朝起きて、おはようと言うのも、陳腐な挨拶になってしまいます。

> ミチルはわけわからん。理解を超越してるというより、作者自身が「こいつの本当の魅力はどこだ」と、設定時点であいまいなままなのが見え見え。中途半端に世を儚んで、ことわざを弄んだりして遊んでるだけのバカにしか見えない。本当に賢い者は、ことわざにケチをつけたり、寝言みたいな言い回しを使って周囲を挑発したりしない。
 『それ』が、『魅力』なんです(笑)。『こういう魅力を持ってもらいたい』と考えたとおりのキャラが出来上がる例は、プロを含め、そう多くは無いと思いますよ?
 馬鹿にしか見えない、まあ、確かにその通りかもしれませんが、では、馬鹿(愚者)と賢者の境界は何処でしょう? 正直者が馬鹿を見る今の世の中では、賢者と愚者の立場が、逆転していそうです…。

> 主人公の「知略」と称した作者の「ご都合主義」で固められた、退屈な駄作。
 小説などと言うものは、結局は作者の都合で書かれていくでしょう、きっと。それと、揚げ足を取るようですが、退屈な駄作に対し、これだけの感想を書けるということは、それだけお読みになった、証なのでは?

>「文法規則も推敲も無視してる時点で、ある意味では小説ですらない」
> 小説の文法規則を守っておらず、推敲もしない。
 過去の出来事を、現在形で書くのは常識中の常識と言っても、過言ではないと思います。結局、文法なんて、合って無いような物ですし。推敲を無視、と言うのは、いささか言いすぎな気が。

> そんな小説もどきが、ランキング1位にいるという面妖な現象
 あなたの定義する小説を、教えていただきたいです。まあ、少なくとも、文章として成立している=散文=小説 の式が成り立ちそうな感じがします。

> こんな文法で書かれている市販の小説は読んだことがない。しかも誤字脱字だらけ。正直、読者を馬鹿にしているのではないか? とも感じる。
 ある小説家曰く、「単行本から誤字脱字は完全には無くせない」とのこと。刊行するでもなく、こういう場に出すものならば、それなりに多くとも、いたし方が無いように思われます。

> 感想欄に書き込むようなセキナ氏の信者たちは、気づいてないのか馴れ合っていたいからなのか、誰も指摘しない。
 感想は何かに付いては、別の板でやってますので書きませんが、信者と言う表現はあんまりではないかと。どこぞの、某真理教を思い出してしまうので…。

> ランキングポイントの急増という現象 セキナ氏の意思での結果ではない
> その結果、アクセスランキングの1位にいても全くの虚飾。駄文を書きつづけ、その瑕疵にも気づかずに醜態をさらし続ける。
 ランキングに関しては、高等な神の見えざる手が働いているのかもしれませんが、ですが、この表現は、ランキング上位者に対し、あんまりです。

> 「批評しないのか」
 …感想=批評とは、考え違いでしょうか?

 長々と、偉そうに語ってしまいましたが、あくまでも、セキナさんの読者の一意見として、受け取ってください。決して、金色夜叉さんの考えを、否定するものではありませんので、あしからず、願います。

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