マジェスティックファンタジアン

HOME > 創作相談板 > 創作相談板

創作相談板 記事No.4294

過去ログ直接移動 [ 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1 ]

Re: 小説『語られざる歴史』とファンタジア

藪猫 明智◆MiG/52Rs [URL] [4294] 04/09/15(水) 21:31
 会わすのはかなり難しい、というか、会ったことに意味を持たせるのはかなり難しいんじゃないかなぁ、と思います。ちょっと、語られざる歴史の細かいところはもう覚えていないし、今から読み直す手間もご容赦願いたいということで、確信は持てませんが・・・。

 語られざる歴史の勘所は、

・デミテルやジャミルがクレスらに討たれない事によって暗躍を続け、人類は妨害される。
・デミテルやジャミルが順調に活動しているので、ジェストーナも無理はしない。
・ヴァルハラ戦役でのクレスらの活躍が無く、決定力に欠ける。

 ことによって、事態が泥沼化し長引く、という設定にあったかと思います。積極的にクレスらが現れない事の影響を活かした設定だと思うので、クレスらが現れると、これが根底から覆る訳ですから、摺り合わすのはかなり難しいと思われます。

 ウィノナとアーチェが会うか、については、どうなんでしょうねぇ・・・。ウィノナと会う前にクレスらが連れ出してしまい、会わないんじゃないか、という気がするんですが・・・。この辺はもう一度キッチリと読み直さないと、タイミングが判らない所だと思いますけど。

 さて、どう言う形にせよ、ウィノナとクレスら四人とが会っていたらどうなるか、については。元々ダオスの行動に疑問を持っていたアーチェは、ウィノナの側、結果としてダオスの側の立場に移る事は想像に易しいでしょう。ダオスに直接的な怨恨はないクラースにしても、なびき易いかもしれない。しかし、クレスとミントは微妙という事に。ここで、なびかない、と考察した場合は「仲間割れ」というハードな展開をしていく事になるでしょう。

 なびいた、とした場合は。クレスらはダオスの真意を知らしめるための旅をする事になるでしょう。ウィノナと会うタイミングによりますが、比較的遅く会ったならばクレスらは、権力を持つアルヴァニスタ国王や、マナについて語れるエルフの族長と会える立場になる訳ですから、それらを活かすと、色々な事が起こると考えられます。最も穏便に、アルヴァニスタの仲介でミッドガルズとダオスが和解して終わる。アルヴァニスタはダオスを信じたが、ミッドガルズは応じず、同盟破棄、二国間の大戦に至る。アルヴァニスタもダオスを信じるに至らず、孤軍奮闘する。などなど。

 しかし、もしダオスとの和解に成功し、ダオスが討たれる事なく終わってしまったら? 過去にやって来たクレスらの存在はどうなるの、という問題に。和解が成立した段階で、消滅しちゃったりするんでしょうかね。自分達が過去に旅立つ理由が消滅した訳ですから。消滅しなかったとしても、元の時代に帰ったら、どうなってるのか? トーティスも滅びておらず、どこをほっつき歩いてたんだ、どミゲールに叱られたりでもするんでしょうか。

 取り敢えず、うろ覚えの範囲で考察できるのは、こんな所ですね。はい。


 余談ですが。クレスらと会っていたら、とは別に、語られざる歴史そのものの後日談、のイメージなんかは持ってたりしますが。他に書くものもあるし、語られざる歴史を読んだ人向け専用の話を書くのもどうかなー、ってことで、私として書く事はないと思いますけど。

 関連ツリー

マジェスティックファンタジアン Nebel TreeRes BBS v1.00β Credit:校倉