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創作相談板 記事No.4354

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アクセスランキングにおける読者の投票行動について (前編)

◆ 海豚 [4354] 04/10/22(金) 13:04
はじめまして。ちょっと気になることがあったので、みなさんにご意見を伺いたいと思います。あらかじめ申し上げておきますが、このスレによって特定の個人を誹謗中傷しようという意図は、こちらにはありません(以下の叙述の中で言及させていただくことになる数名の方々には、特にご理解いただけると幸いです)。


初めに議題というか、テーマですが、
「投稿小説ランキング内に、ある不公平が存在しているのではないか?」


 さて、こういう疑問を抱いた経緯をお話いたします。
昨日チャットを眺めていると、たっちゃんさんの次のような発言を目にしました。
「ランキングが再開されたら即、フラットさんの作品を応援して一位に上げる」
(意訳が含まれています。明言をさけているような箇所もあり、そういう箇所を補うと、俺にはこう解釈されました。たっちゃんさん、違っていたら申し訳ないです)

これは俺のはるか昔の記憶なのですが、そういえばたっちゃんさんは、
「お気に入りの作者に毎日『とても良い』と、ランキング投票している」
 との発言を掲示板上でしていたな。と思い出しましたので、たっちゃんさんはそうしてフラットさんを応援するつもりだったのだろう、と思います。
(現状のランキング投票では、一人の作者に投票できるのは1日一回のようなので、「毎日投票する」というのが、読者が作者をランキング上で応援できる最高の手段、ということになります)

 こういう熱烈な読者にめぐまれる作者は幸せ者だな、と、初めはそれくらいしか考えなかったのですが、ちょっと試算してみて、
「こういう投票行動は、実はすごい行いなのではないか」
 と思うに至りました。
その試算とはどういうもので、その行動のなにがすごいのか。仮説ですが、聞いていただきたいと思います。反論、検証をお待ちしています。


まずこのサイト内の読者には、次の二つのタイプしか存在しないと仮定する。

1.普通の読者。小説コーナーが更新された日に作品を読んで、面白いと思ったら投票する。読み終えたらそれ以上は投稿せず、約一ヶ月後、次の更新日を待つ。
2.熱烈な読者。特定の作者をものすごく応援し、毎日「とても良い」に投票する。たっちゃんさんみたいな人。

現実の読者は、この2タイプを両極端とした線上にパラパラと分布していると思います。毎日とはいわなくても、気が向いたときだけ投票したりとかですね。しかし便宜上、これらしかいないと仮定します。


二タイプの読者が、AとB、二人の作者に出会ったとします。更新日に更新された二人の作品は、Aが1の読者を、Bが2の読者を、それぞれ50人獲得しました。試算というのは、この二作者がこれ以後一ヶ月間に得る、ランキング上のポイントのことです。管理人さんが行っているという「内部演算」など、いろいろ考慮していない不完全な試算だとおもうので、ご意見お待ちしてます。

一回「とても良い」に投票されるとき加算されるのを1ポイントとして、AとBがそれぞれ、一ヵ月後の次回更新日までに得るポイントを計算しますと、

A:50*1=50
B:50:30=1500

 というふうに、これだけの差がついています。現実の選挙でいう「一票の重みの不均衡」と似たような状況ができているわけですか。ファンとして獲得した人数は同じなのに、その人達がどんな投票行動をしてくれるのかという部分で、ランキングのポイント上では最大30倍もの格差が生まれる。つまりランキングという体裁での作者・作品評価をする場合、この行為はかように大きな威力を持ってくるわけです。
……長くなってきたので、後編に続きます。

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