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創作相談板 記事No.5018

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Re: 小説を書きたいのですが・・

◆ 白いケダモノ [5018] 05/04/24(日) 16:18
ジャンル別にどれが描き易いか、となると他の方も仰ってますが各々により違うでしょうから御自身でお決めになった方が良いでしょう。敢えて言うなら、自分で考えて一番書きたいと思えるジャンルが書き易いだろうと思います。
物書き、それに限らず創作活動の重要要素の一つは意欲です。なので最初の内は自身の書きたい物を書きたいように書いてモチベーションを保つ事をしましょう。
ただ、書きたいように書いて良いと言いましたが、最初の内は長編を避け短編・ＳＳを書いていった方がいいでしょう。理由としては数点あります。
まず一に書き上げる喜びを早期に分かるためです。達成感は次の創作の意欲に繋がります。
二に、一で言ったように書き上げるのが早くなるのでこれまた読者の反応が早く貰えます。読者の反応は余程悪意に満ちていなければこれも意欲に繋がるでしょう。それなら長編の一話を書き上げれば同じなのでは？　となりますが全体像を見せるのと一部を見せるのでは結構に違う上、
三に持続が問題になるからです。最初からつい大作物語のような長大で綿密な設定を形成してしまいがちで（それも達成出来るのなら良いので）すが、大抵の人は志半ばで止まってしまい動き出しません。これは幾つか理由がありますが大きく二つに分けると、身の回りの状況が変わって以前より時間が取れなくなった、か、前より意欲が沸かなくなった、かのどちらかでしょう。一・二は作者自身の事でしたが、三は作者がどうこうではなく公表している場合読者に失礼にあたります。出来るなら長編を書く場合は創作計画を立ててからにしましょう。ただ読者や創作計画に囚われて嫌々書くというのも問題です。楽しく書ける環境を作りましょう。

最初の内は技術面で手馴れてる人に見劣っていいのです。取り敢えず楽しく書きながら経験を積み上げて行きましょう。
また、他人の意見を取り入れることも重要です。最初にありがちな「作者は状況が分かって書いているけど（描写不足で）読者は描写を読んでも状況が分からない」という状況を避けるために誰かに読んで貰うのは良い事です。ただ難点を言えばここでも各々の趣向という物のがあるので意見を盲信的に取り入れるのではなく自分の中で取捨選択しましょう。これで考えることを覚え、また自身乃至自身の作品の特徴を作っていく事になります。

読み易い小説、これは色々やり方がありますが、極端に言えば科白を多くすれば読み易くなります。何故なら誰かが口から発しているという状況が一番理解し易いからです。日常で状況説明や描写をしてくれる天の声（地の文）などありませんからね。
しかし、これは「読み易い」という事に特化した場合です。必ずしも小説として良い物になるかは断言出来ません。前述通り、御自身で取捨選択してください。

お手本になる小説、これは向かう地点が違えばそれとしては上出来だけどまったく役に立たない場合もあります。なので読みたい物を読んでいくのが良いでしょう。書く事同様に読む事にも意欲が必要です。……決して私があまり皆様の小説を読んでいないから紹介出来ないということではありません、多分（ぉ

長々と書きましたが、結局は「楽しく書きましょう」と。プロを目指すならともかくとして、勝手気ままな創作活動、自分が納得する物を書くのが一番です。
それでは、創作頑張ってください。
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