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創作相談板 記事No.6863

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Re: リアリティの形

◆ kye [6863] 08/06/08(日) 17:52
どうも、ジャンル分けの苦手なkyeです。

自分にとって「リアリティ」は現実味とか説得力という意味で使っております。
それは時代モノなら時代考証だとか、SFなら科学的考察だとか、ファンタジーならそれこそ創作した世界観や時代背景、宗教風俗等をストーリーの骨子に照らし合わせて整合性を取っていくことなんですね。
つまり読者を物語になるたけ違和感無く導入するためのものということです。
話に上っている「リアリティの形」とはちょっと違いますけど、自分は最初に基礎を築くことをそれなりに重視しております。
率直に言うと「テーマ」ですね。
最初にテーマがあって、それを書き表すのに相応しい――面白いと感じる土俵を次に探すわけです。
自分は、とりあえずテーマ先行で、その後に話の筋を固めていって……という作り方をしているので、「リアリティの形」として上っているジャンル分けを受け取ることがちょっと苦手な作品になってしまうんです。(方向性を定める腕が無いとも言えますが…)
もちろんテーマといったって「果てしない愛の物語を書くぞー!」とか言って漠然と考えるわけじゃありません。
「ED後のロニナナの歳の差カップル書きてぇー!」とかいう直情的なわりに歪曲した妄想から出発しております。
その妄想を物語にするにあたって、必要なテーマを見出すわけです。
結果的に恋愛なんだかホームドラマなんだかラブコメなんだか青春群像劇なんだか訳が分からなくなりますが、テーマを消化して(昇華して)話は完結します。
そんなものでも自分自身はそれなりに納得しております。
つまるところ読み終わってから「で、なに?」って言われて答えに詰まる話になっちゃいけないから「リアリティの形」というのが必要なのだとは思います。

以下、与太話ですが…、
ここの読者さんの感性に引っ掛かってウケる感覚って「心地いい共感」なんだと思います。
共感できるかできないか、というのが最終的な評価決定に意識的にしろ無意識的にしろ出ているような気がします。
自分は「共感できないことを納得させる、理解させることのほうが面白いに決まってる!」と共感に唾吐いて駄文を綴っております。
人気なんて知るもんか……orz

お見苦しいところをお見せしました……。
以上、kyeの卑見でした。
ではでは〜

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