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創作相談板 記事No.6960

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Re: 点数とはなにか?

JUN [6960] 08/10/13(月) 03:50
 点数を付ける時は、とりあえず全体を1回はきちんと読み切ります。
 そして作品の印象が強かった時に点数を付けます。
 基本が出来てて、「おっ」と思える所があるなら、基本的には4点。さらに細部が出来ているとか、構成が上手いというのがあれば、5点に上がります。ただ、出来が良くなくっても、僕が気に入っていればほぼ無条件で4点が付きますね。見続けて育てたいなあと思うような人の場合、進歩があれば5点に伸ばしたりします。
 ぎりぎりで点数を入れてもいいかなと思える作品で3点。そして、それ以下の点数を付けたことはありません。そのレベルだと読んでも点数をつけません。1点や2点の評価の作品なら、点数を上げてその作品の価値を上げてやる必要なんて無いと思いますし。
 だけど、Gradeっていうのは、低い点数をもらうと下がるものなんですね。それで行くと、確かに集中的に0点をつけられると、いくら他に4点や5点がガバガバ入って、総得点が高くても、大したグレードにならないということがあり得ますね。数百点を突破してようが、0点のラッシュがあれば、Gradeの低い作品ができてしまうわけです。


 僕は点数システムの狙いは、その作品を気に入った人がどれくらい居るかというのを客観的に示すということだと思っています。だから、点数が300点くらいで高止まってる作品があるとして、Gradeを見れば、Gradeが高い方が高い評価による高得点だというのが分かり、どっちが面白いとされているか分かるんだと思います。得点とGradeによる比較をすることで、万人受けしている作品が分かるということでしょうか。
 そういう意味では、やっぱり低い点数でもどんどん付けた方が、客観的に面白いと思われる作品が固まってくる気はしますね。仮に一万点の作品があったとして、1点が一万回付けられたのか、5点が二千回つけられたのかでは全く話が違いますから。
 こういう風に考えると、低得点にもそれなりの存在理由があるのかも知れません。

 ただその作品とか作者さんの傾向が気に入らないというだけで早々に0をつける事例があるとすると、それは問題です。また、気に入ったからというだけでえんえんと5点を付け続ける様なことも問題でしょう。
僕が示した目的に照らせば、何人の人が気に入っているか、あるいは嫌っているか。それを知りたいのですから。
多分問題なのは、同じ人が少し待つだけで何度も得点をつけられてしまうシステムそのものではないでしょうか。一人の持ち点が数百点から0点まで変動してしますのです。これじゃあ前述の様な人が居た場合、一体その作品をどれくらいの人が気に入っているのか、嫌っているのかが全然分からなくなってしまいます。
とはいえ、恐らくある人が何度も点数を付けられるシステムというのは、変えようが無いのだと思います。今回の問題を考えてみて、出来ないならせめて、点数とグレードのシステムそのものの目的について、注意書きなりなんなりを付けて置くというのが適当かな、と僕は思いました。そして、それを周知徹底するということ。


 点数とグレードのシステム自体については、僕は特に不満がありません。僕は僕の作品の点数とグレートを、客観的な評価だと思っています。点数とグレードが高ければ、比較的多くの読者に気に入ってもらえた作品。低ければ、自分でいくら気に入っていようが、読者の評価は低かったということです。そして、そこにはそれなりの理由があるのでしょう。
 0点についても、ついたらついたで仕方が無いかなと思っています。編集者に読んでもらってるわけじゃないんだから、駄目だと思ってもどこが悪いか言えない人の方が多いと思います。その能力がある人が居ても、趣味としての書き手に対する思い切った批評は、相手を傷つけたり、他の読者から反感を買う恐れもありますし。
 そういう意味では、好感も不満も比較的分かりやすい形で現してくれる点数とグレードは、やっぱり僕にとって合理的ですね。だから、僕個人の意見としては、良い点でも悪い点でも、真ん中の点数でも、あんまり連続で投票するのは止めてほしいです。僕は殆どの作品に一度ずつしか投票しません。複数しても、2回を越えたことはありません。

 もっとも、これは僕が勝手に見いだした点数制度の目的です。管理人さん本人が、システムの説明に目的を書いていないから、どう使えば良いのか、本当の所は僕にも分かりません。
 点数について僕が考えるのは、大体こんな所です。

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