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創作相談板 記事No.6964

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Re: 点数制のシステムをやめたらどうでしょうか？

◆ イル [6964] 08/10/23(木) 19:28
こんにちは、現在投稿中連作が今までの作品と比べて点数が低いことをちょっと気にするイルです。

初対面の心流さんに対して失礼を覚悟に言いますと、ゆとり教育的な発言かと少々冷ややかな感想を抱きます。
「あの子ばかり褒めては可哀想」とかけっこの順位が消えるようも、得点という評価をつけなくするというのは違いをつけずに個性を大事にするというより、違いを無視して「個性」を殺すことに思えます。
かけっこの遅い子でも他の才能を持つ子どもはいます。ただ側面的には評価が表れにくいだけです。点数が上がり難い方の作品でも目に留まるものはあります。コメントがしにくい作品でも信念や言いたいことが伝わる作品もあります。点数が低くても、それでも点数が入っている人やコメントを貰っている人もいます。点数が伸びにくくても続ける努力で点数をどんどんためて行く人もいます。短期的な見方ではなく、もう少しじっくりと見てあげてることを勧めます。時は公平、早く点を得ようと遅く点を得ようと点を得たことに変わりはないんですから。
点数をすぐに得られない方は確かに鬱的になるかもしれませんが、そこで点数制をなくせば、「じゃあ自分が今まで貰っていた点数は何だったの？」と点数を少しずつでも得ていた人はかえって傷つきます。点数を励みにされた方が今度は苦しみます。
シンフォニアをプレイされておられないかもしれませんが、ゼロスというキャラクターの話を紹介しようと思います。

神子であり発言力があるゼロスに貧民層の子どもが喰ってかかりました。母は働き口がない、助けてくれ、というような内容を口にしました。それに対して、彼は大体次のような言葉で返しました。
「じゃあ何か？俺様に貧乏な奴らが可哀想だからつって教会とかに金を出させたら、頑張って働いて稼いでる奴らの努力はどうなるんだよ？」
そう言って、彼は子どもだからという理由で働けないという子どもに対して何か靴磨きのような簡単なもので働けば良いだろう、何もしない内から甘えるな、と返しました。結局その後、子どもの母親を自分の屋敷で雇いましたが、私は彼の言い分は尤もだと感じています。

ここからは私個人の想いですが、私は点数がすべてとは言いません。点数が高い＝偉い、凄い書き手とも思いません。でも、書き手でもある私は強欲です。確かに点数は欲しいと感じます。貰えないと「ダメなのかな？」としばしば感じてしまいます。短期間で自分より先に点数が上がる人を妬みそうになることもよくあります。でも、だからなくして欲しいとは思いません。点数システムは飴であり鞭であり、一つの基準でしかありませんが、大切な一つの基準です。鬱々とさせますが、頑張ろうとも思わせてくれます。

短期間で一気に特典が跳ね上がる人を疑問視されているようですが、そういう人は大体既ににいくつも凄い文章を書いた人か連載の形で進めている、常連者さん達です。本当に凄い書き手でも点数が入るまでにはしばしば時間がかかっておられたり、逆に点数よりコメントを特に貰う人もおられます。いわばファン的な存在がおられるから、すぐに目を通して貰えて、結果すぐに点が入るのだと思います。でも逆にそういうことに対しては、ここでは続けることが努力の証となるという考え方をされては如何でしょうか？

私の書き方で不快な思いをされたなら謝罪します。でも、可哀想な人の為にも点数制をやめたらそれで不公平ではなくなるというのは少々極論ということを、ご理解頂きますようお願いします。
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