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創作相談板 記事No.7083

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Re: 文章と映像

◆ 斧 [7083] 09/01/21(水) 20:38
 文章によって伝えることの利点として、言い回しを工夫することで読み手側に想像する余地を残すことができる、ということが挙げられます。これは見たままにしか伝えられない映像作品では難しいことです。ただし、文章だけの利点を生かすのと文章を書くことは別問題であり、ビジュアルがしっかりわかる資料がないと書き手側もなかなかイメージが固まらないでしょう。人間の想像なんて限界がありますしね。

 結論です。これは文章に限ったことではないですが、既存のものを題材に別のものを生み出そうとするのであれば、"本物"を知っていないとよりよいものはできないかと思われます。すなわち、二次創作でキャラクターを作ったのであれば、設定原画などがあるとよいです。
 風景などの描写に関しては、ちょうどJUNさんのホムペにある風景写真が最高の資料になると思います。キャラクターの資料を作るのであれば、正面直立でポージングなしの一枚絵があるだけでずいぶん変わってくると思います。絵を描くのがちょっと……という方であれば、パリコレなんかのファッションショーの写真を片っ端から集めて、それっぽい服着てるヤツを主人公に見立てるという手もあります。

 心理描写は別として、文章で書く物のほとんどは目に見えるものです。目に見えるものですから、しっかり目で見て、それをいかにして魅力的な文章に変換するかが物書きの腕の見せ所であると、俺は考えています。

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