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創作相談板 記事No.7175

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Re: メタファーについて

◆ 雛 [7175] 09/03/26(木) 19:34
はじめまして雛です、
さっそく本題なのですが、私自身使わないこともありません。
が、あまり使おうとして使うわけではなく無意識に使っています。それに使ってる作品はほぼ無いのですが、興味をもったので返信させていただきます。

ブレイズさんのいう通りメタファーからはいろいろな事が考えられます。
何気ない物の変わり方で何かを暗示するような。
映画などではよくコップが割れる、電気が消えかかる。
その人と写っている写真、その人がくれた手紙等を急に見つけるなどという表現方法などがあります。
その表現に気づけば読者はこうなるのかな、もしかして、などのわくわく感というものが少しでも感じられます。
特に連載のパターンではそのメタファーで終わらせると次回に期待を、その時感じたわくわく感を引き続き感じることができます。
それは、読者にとっても作者にとっても好都合だと思うし、
見たときにいいな。と思います。

私の場合、花や雪、風食器類を使う事が多いです。
儚いものなどは雪。
根強く生きる者は花、雑草など。
強いけれど壊れやすかったり、壊れてしまった時(死んでしまう等)の時に食器類、
と言った感じで使うことがあります。
メタファーは見落としてしまうとなんの意味も持ちません。
が、それについて誰が気づいてくれているかどうか。
それも分かりにくいものです。
でも、読書も見たときにメタファーで心を満たされるそんなこともあると思います。
この表現、いいなだったり、
ここは後でこうなってしまうにかな。だったり、
でももし、その時満たされてもメタファーは、メタファーです。
最後の締めくくりの言葉等の一番作者の伝えたい言葉で薄れることが多いと思います。

長々と書きましたが結論的に言うと、
私は小説にメタファーは十分有効だと思います。
それに、さっき言ったのは小さなメタファーについての事が多かったですが、
メタファーに魅力が際立っていればその言葉で読者は感動し薄れることなくいくこともあると思います。(私自身、すごく好きなメタファーがあります。)
では、失礼しました。

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