◆フィリア(12)

●100万ガルドあったら?

ルーティ>フィリアは100万ガルドあったら、何に使う?
フィリア>ひゃ、100万ガルドですか? 唐突に何を…。
ルーティ>たまには、そういうことを想像してみるのも楽しいじゃない。
フィリア>あ、そうですね…うーん、世の中の恵まれない方たちのために使いたいですわ。
ルーティ>かぁーつ、欲がないのねぇ。やっぱ変わってるわ。
ええ、でも、あたしはフィリアのそういう優しいトコが好きよ〜。
フィリア>ル、ルーティさん? どうなされました。
ルーティ>優しいフィリアちゃんは、将来100万ガルドを手に入れたらあたしにくれる、と。
フィリア>どうしてそうなるんですか!
ルーティ>だぁって、あたし、お金が必要なんだもん。オヤジは借金抱えて逃げちゃうし、
母さんは病気で寝たきり、家には腹を空かせた弟たちがわんさと…。
フィリア>あ…そうだったんですか…。
ルーティ>くくっ、冗談よ、冗談。
フィリア>ルーティさん! もうっ、ひどいですわ!
ルーティ>ははっ、ごめんごめん。まさかこんなにアッサリ信じるとは思わなかったのよ。
…それに、お金が必要なのは本当だから。
フィリア>…わかりました。もし、私(わたくし)が100万ガルドを手にすることがあれば、
ルーティさんに差し上げますわ。
ルーティ>フィリア…あんた、本当にいい人ね。…ありがと。
フィリア>なんだか、新鮮なルーティさんですわ。
ルーティ>な、なによ。調子狂うなぁ。もう! これでインタビューを終わります。
-終了-

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