●兵士という職業について
ルーティ> | 兵士はいつも死と隣り合わせって言うじゃない。怖くないの? |
スタン> | 大丈夫! |
ルーティ> | あっ、今、何か隠さなかった? 見せてよ。それがあんたの力の素なの? |
スタン> | 別に隠してないって。ほら、これ。オレの宝物。 |
ルーティ> | 手作りのお守り? 愛情こもってるわね。 |
スタン> | また、そんな目で見る…あ、言っとくけど、妹が作ってくれたんだからな? |
ルーティ> | 誰もそんなこと聞いてないわよ。なに慌てて弁解してるのよ。 |
スタン> | ぐ…これさえあれば、なにがきても怖くないんだ! |
ルーティ> | たいした自信じゃないの。でも、何も怖くないって言ったって、あんた…弱点はあるわよね? |
スタン> | …朝。 |
ルーティ> | は? |
スタン> | ア・サ! |
ルーティ> | 何よ、それ。 |
スタン> | この世から、朝なんかなくなっちゃえばいいって思ってるよ。眠くてダルくて、最低なんだ。 |
ルーティ> | あっきれた。平和なやつね。 |
スタン> | そんなこと言ったって、辛いもんは辛いんだ。 |
ルーティ> | 気合いの問題ね。次の質問いくわよ。 |