●好きな人について
チェルシー> | ウッドロウ様って確か23歳になられたんですよね。 |
ウッドロウ> | ああ、そうだが。 |
チェルシー> | そ、それくらいになるといてもおかしくないですよね。 |
ウッドロウ> | なにがいてもおかしくないのだ? |
チェルシー> | だからその…好きな人、とか。 |
ウッドロウ> | は、ははは。何を言い出すかと思えば。 |
チェルシー> | 笑うことないじゃないですか! |
ウッドロウ> | い、いや、チェルシーもそう言うこと言い出す歳になったかと思ってな。 |
チェルシー> | また、そうやって子供扱いするんだから! |
ウッドロウ> | 悪かったよ。真面目に答えることにしよう。好きな人…だったな。 |
チェルシー> | あ、やっぱり、 |
ウッドロウ> | どうした? |
チェルシー> | やっぱり、聞きたくないです。 |
ウッドロウ> | おいおい、急になんだい? |
チェルシー> | まだ心の準備ができてません。 |
ウッドロウ> | 心の準備? |
チェルシー> | と、とにかくもういいんです! |
ウッドロウ> | あ、こらチェルシー待ちなさい! また、迷子になるだろう! …やれやれ、子供の考えていることはよくわからんな。 |