●チェルシーについて
チェルシー> | ねぇ、ねぇ。ウッドロウ様は私のことどう思ってます? |
ウッドロウ> | ああ、そうだな…。 |
チェルシー> | 嫌い? |
ウッドロウ> | 嫌いじゃないさ。 |
チェルシー> | じゃあ、好き? |
ウッドロウ> | ああ、好きだとも。 |
チェルシー> | きゃぁ〜狂喜乱舞しちゃいます〜。 |
ウッドロウ> | チェルシーに限らずこのパーティは皆いい人間ばかりだ。嫌いなわけが無かろう。 |
チェルシー> | え、あ、ああ…好きってそう言う意味で、ですか。 |
ウッドロウ> | なんだ? チェルシーは私のことが嫌いか? |
チェルシー> | そんな、大好きに決まってるじゃないですか〜! |
ウッドロウ> | そうか、それは良かった。 |
チェルシー> | そ、それじゃあ、他のパーティの仲間のことについて聞かせて欲しいな〜。 |
ウッドロウ> | そうだな。皆、素晴らしい人間だ。 |
チェルシー> | ふぅーん、じゃ私も完璧な人間になれるよう、頑張らなきゃ。 |
ウッドロウ> | それは違うな。 |
チェルシー> | え? |
ウッドロウ> | この世に完璧な人間などいないさ。 |
チェルシー> | ウッドロウ様は完璧じゃないですか。頭だっていいし、剣も弓も右に出るものがいないし… |
ウッドロウ> | そんなことはない。私も未熟な人間だよ。無口すぎて、人を困らせることがある。 |
チェルシー> | でも、うちのおじいちゃんは誉めてたけどな。ウッドロウ様の一言には重みがあるって。 |
ウッドロウ> | アルバ師匠は人の欠点をも長所としてしまうからな。 |
チェルシー> | じゃあ、おじいちゃんは間違っているんだ… |
ウッドロウ> | そうではないさ。物事も人間も一面だけで判断できるものではないんだ。わかるかい? |
チェルシー> | ふぅーん、何だか難しいですね。じゃあ、次の質問、行きまーす。 |