●父親について
チェルシー> | ウッドロウ様のお父様ってどんな方です? |
ウッドロウ> | ファンダリア国王イザークだが。知らないか? |
チェルシー> | 自分の国の王様くらい知ってますよ。 私はお父様としてのイザーク王について聞きたいんです。 |
ウッドロウ> | そうか。そうだな、父は尊敬できる人間だ。 |
チェルシー> | へぇ〜。 |
ウッドロウ> | 国王としてだけでなく、父親として完璧に自分の役目を果たしている素晴らしい人だ。 |
チェルシー> | いいお父様ですね。 |
ウッドロウ> | そもそもパーティの皆と出会えたのは、私に旅を勧めてくれた父のおかげと言えなくもないな。 |
チェルシー> | でも、旅ばっかりしてるから、あんまり弓の修行に来てくれなくなりましたよね。 |
ウッドロウ> | そういうなよ。 |
チェルシー> | これからも旅をお続けになるんですか? |
ウッドロウ> | ああ、そのつもりだ。少なくとも本当の自分を見つけるまではな。 |
チェルシー> | 本当の自分? |
ウッドロウ> | 旅立つ前、私は自分を持て余していた。何ができるのか、何がしたいのか。 何も見えず、日々がむなしく過ぎていたのだ。 そんな折り、見かねた父が放浪の旅を勧めてくれた。 |
チェルシー> | お父様はなんと? |
ウッドロウ> | ゆっくり歩けと。 |
チェルシー> | 素敵な言葉ですね。 |
ウッドロウ> | そして私は旅立ったのだよ。だから本当の自分を見つけるまでは、この旅を続けるつもりだ。 |
チェルシー> | でも、たまにはうちにも寄ってくださいよね。 |
ウッドロウ> | ああ、そうだな。なるべく立ち寄るようにはするさ。 |
チェルシー> | 本当ですか?! |
ウッドロウ> | ああ。約束しよう。 |
チェルシー> | うわぁーい! じゃ、次の質問行きます。 |